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ローレンス・オコリーはポーランドのミハル・チェスラックを判定で破り、自身の持つWBO世界クルーザー級タイトルの防衛に成功した。
オコリーが最終ラウンドまで戦ったのはプロキャリアで初めてのこと。それだけタフな試合となった。
リーチで3インチ（約7.6cm）の有利を活かそうとしたオコリーは、自身が信頼を置く右で試合を早く終わらせられると思っていただろう。たしかに序盤は効果的に右を使い、5ラウンドにチェスラックがダウンを喫した時は、決着は近いかと思われた。
だが、オコリーが追撃を試みるとチェスラックは頻繁にクリンチをしかけ、王者の攻撃を無力化。2016年リオ五輪オリンピアンの体力を奪おうとしたのだ。
試合が後半にさしかかると、チェスラックは疲労の色を隠せなくなり、後頭部へのパンチを連発するなど素行の悪さが目立つようになった。
オコリーは、最終ラウンドでも試合を終わらせようという戦いぶりを見せていた。一方のチェスラックは世界戦2度目の挑戦だったが、王者になるには十分でないことが明らかになった。
試合終了のゴングが鳴り勝負は判定へ。ジャッジは117-110, 116-111, 115-112と全員オコリーを支持した。
この一戦を終え、防衛を果たしたオコリーの次なる動きに期待がかかる。
リングサイドに姿を見せたマイリス・ブリエディスと対戦し、統一戦を行う可能性もある。もしその一戦が実現しなければ、オコリーはヘビー級へと階級を上げるかもしれない。
ボクシング 配信予定 | DAZN番組表
| 日時（日本時間） | カード | 詳細 |
|---|---|---|
| 3月6日（日） 10:30 | ゴンザレス vs.マルティネス | スーパーフライ級12回戦 |
| 3月13日（日） 04:00 | ウッド vs.コンラン | WBA世界フェザー級タイトルマッチ |
| 3月20日（日） 11:00 | オルティスJr. vs.マッキンソン | IBF世界フェザー級タイトルマッチ |
| 3月27日（日） 04:00 | マルティネス vs.ワーリントン | IBF世界フェザー級タイトルマッチ |
※配信予定、及び出場選手は変更になる場合あり
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