日本時間6月25日、サウル"カネロ"アルバレスとゲンナジー・ゴロフキンが2018年以来久々に対面を果たした。9月17日(※現地時間)にアメリカ・ラスベガスのT-モバイル・アリーナで行われる両者の3度目の対戦が行われることが決定しており、これに先立つ記者会見が行われたことによるものだ。なお、この試合はDAZNから生中継されることが決定している(メキシコ、ラテンアメリカ圏、カザフスタンを除く)。
宿命のライバルの二人は記者会見でも期待を裏切らなかった。言葉を発する前から対抗心をむき出しにした。会見開始前、カネロとGGGは互いに歩み寄り、ステージの中央でにらみ合った。この緊張感と敵対心は誰にも抑えられない。アルバレスもゴロフキンも、瞬き一つせず至近距離で向かい合った。1分以上経ったところで双方が少し動き、写真撮影に移った。それでも、カネロとGGGは別々の方向に移動するまでにらみ合っていた。
二人がそれぞれの席につき、記者会見が始まった。アルバレスは、二人が同じ場所にいるといつもと違う気分になると包み隠さず語った。
「ヤツはナイスガイのふりをしているが、実際はそうじゃない。アイツはクソ野郎だ」
ゴロフキンはこのコメントを受けてアルバレスに微笑みかけたが、その挑発には乗らず、言葉での戦いに参加することはなかった。それどころか、ゴロフキンはアルバレスを賞賛した上で、なぜアルバレスから軽蔑されているか分からないと主張する。
「私は彼のことを非常にリスペクトしている」通訳を介してゴロフキンは語った。「個人的なことだと言うが、私には彼の言っていることは分からない。2度目の試合の後、二人は握手したのだから。あのとき全て出し切ったと思っている。私に対してまだ何かあるというのならば、それは彼の問題だ。私のせいではない」
アルバレスとゴロフキンは再びフェイスオフに移った。今度はアルバレスは4つのスーパーミドル級のベルトを携えて臨んだ。2度目の視殺戦は1度目ほど長くはなかったが、それでも緊張感を強く感じる時間となった。二人のにらみ合いはプロモーターのエディー・ハーン氏が間を取り持ち、終了となった。
2度目の記者会見は来週月曜日(※現地時間)にニューヨークで行われる。
ボクシング 配信予定 | DAZN番組表
日時(日本時間) | カード | 詳細 |
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6月26日(日) 9:00 | ロドリゲス vs.ルンヴィサイ | WBC世界スーパーフライ級王座戦 |
※配信予定、及び出場選手は変更になる場合あり
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