ファン・フランシスコ・エストラーダが1年半ぶりにリングに戻ってきた。日本時間9月4日、メキシコのエルモシージョでアルギ・コルテスと対戦した。僅差ながら勝利したことで、ローマン"チョコラティート"ゴンサレスとの第3戦が確定する見込みだ。
コルテスは簡単な相手ではなかった。エストラーダの前に立ちはだかり、予想以上に拮抗した試合となった。それでもエストラーダは「スーパーフライ級世界最強」と言われるだけの実力を見せた。試合中盤にダウンを奪うなどパワーを活かし、僅差ながら3-0(115-112, 115-112, 114-113)の判定で勝利。リングマガジン王座を保持した。なお、DAZN独自の採点によると、116-111でエストラーダの勝利であった。
試合後インタビューでは、エストラーダとゴンサレスの3度目の激突が12月3日に行われることが明らかになった。なお、試合会場は公表されていない。
エストラーダ(43勝3敗、26KO)は17ヶ月競技から遠ざかっていたが、ボクシング技術の高さを見せた。コンビネーションやパワーショットを放ち、コルテスを追い詰めた。
だがエストラーダの勢いがわずかに弱まるとコルテスが好機を活かした。下馬評で大きく下回ったコルテスだったが、パワーショットを打ち込みエストラーダを後退させる。インファイトを仕掛け、エストラーダが勝って次の挑戦に進むためには、自分に勝たなければいけないことを知らしめた。
エストラーダは第7ラウンドに反攻。強烈なボディショットでコルテスからダウンを奪った。ここからエストラーダは容赦ない攻撃を続け、最後の2ラウンドでもコルテスのKO狙いを退けた。この勝利でエストラーダの連勝は7に伸びた。
ボクシング 配信予定 | DAZN番組表
| 日時（日本時間） | カード | 詳細 |
|---|---|---|
| 9月9日（金） 10:00 | バジェ vs.グエン | IBF＆WBO世界女子ミニマム級王座統一戦 10回戦 |
| 9月10日（土） 9:00 | ワグナー vs.サンチェス | ウェルター級 10回戦 |
| 9月11日（日） 9:00 | バッティ vs.ブレノジ | ミドル級 10回戦 |
| 9月18日（日） 9:00 | アルバレス vs.ゴロフキン | スーパーミドル級世界アンディスピューテッド王座戦 12回戦 |
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