今年に入って快進撃を続けていたWBCスーパーフライ級王者ジェシー・ロドリゲスだったが、今回は華々しいKO勝利とはいかなかった。
だが、「バム」の愛称にふさわしい強打をイスラエル・ゴンサレスに見舞い、判定で勝利。ラスベガスのT-モバイルアリーナでWBCスーパーフライ級王座を防衛した。ジャッジの採点は118-109、117-110、114-113と満場一致でロドリゲスを支持。「カネロ・アルバレスvsゲンナジー・ゴロフキン3」のコ・メインイベントで自身の戦績を伸ばした。
ゴンサレスも手を尽くしたが、ロドリゲスがシャープで厳しい攻めで上回った。ロドリゲスは第8ラウンドにローブローで1点の減点を受けた。レフェリーのケニー・ベイレスは第11ラウンドに再びローブローがあったことを指摘したが、減点することも、このショットで倒れたゴンサレスにカウントを宣告することもしなかった。ロドリゲスの攻撃は、第8ラウンドに減点を受けた時よりもさらに低い位置に当たっていたように見えた。
それでも、ロドリゲスのパフォーマンスは2022年3度目の勝利を飾るにふさわしい内容であった。この勝利で「ファイト・オブ・ザ・イヤー」の栄光に一歩近づいたかもしれない。
アリ・アクメドフが再び出色の出来
ガブリエル・ロサドにとっては厳しい試合になった。アリ・アクメドフのパフォーマンスがそれほど優れていたのだ。
ジェシー・ロドリゲスの一つ前の試合では、カザフスタンのスーパーミドル級ファイター、アリ・アクメドフが熟練の職人ガブリエル・ロサドを相手に圧倒し、3-0の判定で勝利した。3人のジャッジは皆100-90でアクメドフを支持し、「カネロvsGGG 3」のステージで輝きを放った。
アクメドフの技術は高く、リスク管理にも長けていた。素早く重いコンビネーションを駆使しつつ距離を取り、ロサドに自身のパワーを思い知らせた。この動きでロサドはアクメドフを打ち合いに引きずり込めなくなった。
168ポンド(スーパーミドル級)でのステップアップは、最近の見事なパフォーマンスを見れば確実なようだ。
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9月25日(日) 3:00 | ヒューズ vs.ガラハッド | IBF世界ライト級王座戦 12回戦 |
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