若手であるにも関わらずボクシング界の注目を集めるファイターが少しずつ現れている。『DAZN』はすでに大きなインパクトを残している若手有望株を特集する。
リストを紹介する前に、25歳以下で世界王者になっているファイターたちに触れておきたい。
まず、WBCスーパーフライ級王者ジェシー・ロドリゲスはわずか22歳だ。112ポンド(フライ級)ではWBO王者中谷潤人とIBF王者シベナティ・ノンティンガがそれぞれ24歳と23歳。また、デヴィン・ヘイニーは同じく23歳にしてライト級アンディスピューテッド王者だ。
それでは、ファンが注目すべき25歳以下の若手ファイターを紹介しよう。
デビッド・ベナビデス(25歳)
Getty Images
すでに2度スーパーミドル級王者になった経歴のあるベナビデスを、プロスペクトを紹介するこの記事で見ることになるとは思わなかったかもしれないが、26歳になる年末まではこのリストに入る条件を満たしている。何年もカネロ・アルバレスとの戦いを希望してきたが、グアダラハラのチャンピオンは別の道を選ぶというのが大方の予想だ。ベナビデスは彼を賢く追い詰めなければならないだろう。
ハイメ・ムンギア(25歳)
元スーパーウェルター級世界王者のハイメ・ムンギアは、2年前ミドル級に階級を上げた。アルバレス戦を終えたゲンナジー・ゴロフキンが160ポンド(ミドル級)に戻ってくるので、カザフスタン人ファイターの持つIBF、WBAタイトルをかけた戦いを交渉するかもしれない。若手と経験豊富なベテランの素晴らしい戦いになるだろう。
ヴァージル・オルティス(24歳)
テキサス出身のオルティスはウェルター級で少しずつ成長している。24歳のオルティスはWBOとWBAのランキングでは1位につけており、WBCでは2位、IBFでも3位にランクインしている。ウェルター級の現王者はエロール・スペンスJrとテレンス・クロフォード。オルティスは自身の力を示す機会を待っているところだ。
ジャロン・エニス(25歳)
(Amanda Westcott/SHOWTIME)
ウェルター級のジャロン・エニスもヴァージル・オルティスとほぼ同じ立場にいる。IBFでは1位につけ、WBAとWBOでは2位、WBCでも3位にランクインしている。
王座戦の前にオルティスを倒すところを目撃することになるだろうか?
テオフィモ・ロペス(25歳)
Melina Pizano/Matchroom
このリストに載るとは思っていなかったもう一人のファイターだろう。テオフィモ・ロペスは元ライト級統一王者であり、スーパーライト級でも同様の戦果を残そうとしている。
スーパーライト級初戦はペドロ・カンパを相手に7Rレフェリーストップ勝利を収めており、対戦相手は未定だが12月に再びリングに上がる予定だ。
イサック・クルス(24歳)
(Getty Images)
このメキシコ人ファイターにつけられた愛称が、リングでの様子を完璧に表現している。
「エル・ピットブル」は最近印象に残るパフォーマンスを残し自ら活躍の機会を得ようとしている。昨年はガーボンタ・デーヴィスに敗れたが、このアメリカ人を限界まで追い込んだ。クルスは現在3団体で世界ランクにランクインしており、2023年には世界王座に挑戦することになるかもしれない。
ブランドン・フィゲロア(25歳)
Alma Montiel/WBC
元世界スーパーバンタム級王者は、今度はフライ級で再び頂点に立つ機会を伺っている。ブランドン・フィゲロアは最近126ポンド(フライ級)デビュー戦でカルロス・カストロをKOで倒しており、次戦もすぐに行われると見られる。
ボクシング 配信予定 | DAZN番組表
日時(日本時間) | カード | 詳細 |
---|---|---|
10月9日(日) 3:00 | ユーバンク vs.ベン | 157ポンド契約12回戦 |
10月15日(日) 19:00 | パロ vs.ジャービス | WBOグローバルスーパーライト級タイトル戦 |
10月16日(日) 3:00 | スウィングラー vs.チェリーズ | MF&DAZN: Xシリーズ 002 |
10月21日(日) 10:00 | スコフィールド vs.ロサス | ライト級10回戦 |
10月30日(日) 10:00 | ディアス vs.セペダ | ライト級12回戦 |
DAZNについて
DAZNなら好きなスポーツをいつでも、どこでもライブ中継&見逃し配信!今すぐ下の記事をチェックしよう。