オーストラリア・ブリスベンで行われたMatchroom主催のボクシングにおいて、スーパーライト級のリアム・パロがボクシング界の注目を集めた。
パロとブロック・ジャービスという無敗のオーストラリア人プロスペクト同士が土曜日のイベントでメインを務めた。だが、試合は開始直後に終了してしまった。第1ラウンド、試合開始からハイスピードのやりとりがいくらか続いた後、パロの強烈な左がクリーンヒット。そのままTKOで試合が締めくくられた。
ジャービスはキャンバスに崩れ落ちた瞬間からグロッキーで、レフェリーも様子を見てカウントを止め、手を振って試合終了を宣告した。ジャービスは回復時間を十分に与えられ、幸いにも自分の足でリングを後にした。
「ファイターをこういう形でダウンしたいわけではないが、僕はこれまで自分がこの国で最高のファイターだと言ってきた。それを今夜証明した」メインイベントの後、パロはリングで語った。
「前々から言っていたが、そろそろ僕の出番だ。ここでそれを宣言する。この試合のために十分準備をしてきたし、この勝利でいくらか批判の声を黙らせることに成功した」
メイン前の試合では、ヘビー級のデムジー・マッキーンが鮮烈KOでパトリック・コルテに勝利した。第3ラウンド、しびれるようなコンビネーションブローでコルテを崩した。マッキーンは2023年に、ディリアン・ホワイトやアンソニー・ジョシュアなどのビッグネームとの対戦を視野に入れる。
このイベントでは、オリンピックの英雄スカイ・ニコルソンがプロ5連勝を飾り、オーストラリアのファンに安心材料を与えた。ロッキー・オグデンはベン・キャメロン・ハンズを第1試合で倒し、セサル・マテオ・タプラとアブドゥライ・メイウェザーはこのショーのベストファイトを演じた。試合はタプラの判定勝ちとなっている。
ボクシング 配信予定 | DAZN番組表
日時(日本時間) | カード | 詳細 |
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10月16日(日) 3:00 | スウィングラー vs.チェリーズ | MF&DAZN: Xシリーズ 002 |
10月21日(日) 10:00 | スコフィールド vs.ロサス | ライト級10回戦 |
10月30日(日) 10:00 | ディアス vs.セペダ | ライト級12回戦 |
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