日本時間12月3日、スーパーライト級のライアン・ガルシアがオスカル・ドゥアルテと対戦した。デリック・ジェームスを新たにトレーナーに招いた新体制が見事なスタートを切った。
テキサス州ヒューストンのトヨタ・アリーナで行われたこのイベントは、DAZNから生中継された。ライアンは今年4月にガーボンタ・デーヴィスと対戦しキャリア初の敗北を喫した後の再起戦だったが、オスカル・ドゥアルテを相手に圧巻の第8ラウンドKOを見舞った。
プレッシャーをかけるドゥアルテに対し、ガルシアは一瞬のうちに試合の流れを左右した。テンプルに放った左フックがドゥアルテのバランスを崩した。ドゥアルテがダメージを受けたと確信したガルシアは、右フックやアッパーカットの連打を浴びせ、ドゥアルテが膝をつくまで追い詰めた。
ドゥアルテは9カウントでキャンバスから立ち上がったが、レフェリーがすぐに試合を止め、ガルシアがプロ通算20回目のノックアウト勝利を手にした。この勝利によってガルシアの戦績は24勝1敗となった。
「一から自分を見つめ直すために、自己分析を重ねた」キャリア初の敗戦から立ち直り、リングに戻ることを決意したガルシアはDAZNのクリス・マニックスに語った。
試合が始まるとガルシアは俊敏な動きを見せつけたが、ドゥアルテのパワーショットを警戒しているかのように見えた。試合が進むにつれて、ガルシアはショルダーロールを頻繁に使用するようになり、リング上を動き回るようになるとテキサスの観衆からはブーイングも浴びた。
しかし、テンプルへのフックが一夜で"キング・ライ"(ガルシアの愛称)の評価を決定づけた。ガルシアはすでに次の目標として140ポンド(スーパーライト級)の世界タイトルを視野に入れている。試合後、WBA王者ロランド"ロリー"ロメロに挑戦的な言葉を送った。
「世界チャンピオンになるために全てを賭けるつもりだ。ロリーが望むなら、受けて立つよ」
ボクシング 配信予定 | DAZN番組表
日時(日本時間) | カード | 詳細 |
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12月10日(日) 10:00 | ヘイニー vs. プログレイス |
WBC世界Sライト級タイトルマッチ |
12月15日(金) 11:00 | サンチェス vs. サンティバニェス |
WBC中南米Sバンタム級タイトルマッチ |
12月16日(土) 9:30 | ジェイク・ポール vs. アンドレ・オーガスト |
Sクルーザー級8回戦 |
12月17日(日) 10:00 | ロドリゲス vs. エドワーズ |
WBO・IBF世界フライ級王座統一戦 |
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