フェザー級のジョーダン・ギルは、マイケル・コンランとの対戦は過酷な挑戦となることを自覚していた。それでも日本時間12月3日、北アイルランド・ベルファストで地元出身のコンランを圧倒し、第7ラウンドKOで勝利を手に入れた。
13ヶ月前、ギルはキコ・マルティネスに無念の敗北を喫しており、「恥ずかしかった」と試合に対する反省の弁を述べていた。それ以降は私生活にも困難が押し寄せ、自分を見失ったとギルは語っていた。しかし29歳の今、ギルは北アイルランドで見事な勝利を収め、そのキャリアを見事に再生させた。
今回の試合会場となったSSEアリーナは、コンランにとって4度の試合経験がある会場であり、ギルにとっては完全アウェーの地であったが、ギルがプランを無理なく遂行し、コンランが後退するようパワフルなパンチを見せ続けた。
ギルのパフォーマンスはこの試合に大きな喜びを見いだすものとなった。「ああ、楽しむことができた」ファンに静かにするよう要求するしぐさを見せつつ、試合直後にDAZNに対して語った。「チャンピオンの地元に足を踏み入れたんだ」
「彼は、世界クラスのボクサーだ。マイケル・コンランに対しては最大限の敬意をもって接した」
試合の大半でギルは攻撃的な姿勢を見せ続けた。それはギルとチームが立案した戦略だった。試合をコントロールされるのではなく、リアクションを迫られる状況に直面させれば、コンランは対処するのに難儀すると見ていたのだ。
「僕たちのプランは、ミック(コンランの愛称)に対応を迫ることだった」とコンラン。「効率性に欠けるところが彼にはあったと理解していた。左右のどちらからでもダメージを与えられると確信していた、そしてそれは間違いなくどのラウンドでも実現できた」
「結果は予期していた通りだった。(第2ラウンドに)ダウンを奪った時、そのまま試合が終了してもおかしくないと思った。彼は起き上がってきたけれど『倒せるぞ。時間の問題だ』と確信した」
「時にゲームプランから離れてしまうことがあったけれど、結果的に目指すべき場所にたどり着いたよ」
ボクシング 配信予定 | DAZN番組表
日時(日本時間) | カード | 詳細 |
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12月10日(日) 10:00 | ヘイニー vs. プログレイス |
WBC世界Sライト級タイトルマッチ |
12月15日(金) 11:00 | サンチェス vs. サンティバニェス |
WBC中南米Sバンタム級タイトルマッチ |
12月16日(土) 9:30 | ジェイク・ポール vs. アンドレ・オーガスト |
Sクルーザー級8回戦 |
12月17日(日) 10:00 | ロドリゲス vs. エドワーズ |
WBO・IBF世界フライ級王座統一戦 |
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