日本時間1月28日、ジョン・ライダーが再びリングに戻ってくる。ライダーは昨年9月にメキシコのグアダラハラでカネロ・アルバレスと対戦。6万人を超えるファンの前で勇気ある戦いを繰り広げ、絶対王者に対する闘志あふれるパフォーマンスは多くの称賛を集めた。
今回はフェニックスへと足を運び、スーパーウェルター級で活躍し、現在WBCスーパーミドル級シルバー王者のハイメ・ムンギアと対戦することになる。この組み合わせは激闘になること間違いないだろう。
27歳のムンギアは、昨年6月に米国・カリフォルニア州オンタリオでセルゲイ・デレフヤンチェンコと激戦を展開。昨年のファイト・オブ・ザ・イヤーを獲得したこの試合では第12ラウンドに奪ったダウンが決め手となり、ウクライナの猛者を退けた。
ライダーは、ムンギアがカネロ戦を視野に入れていることを認識している。しかし「ゴリラ」の異名を持つライダーは、デレフヤンチェンコ戦であぶり出されたムンギアの弱点が、アメリカの地で2度目の勝利を収めるための手がかりになると考えている。
「ハイメは昨年のファイト・オブ・ザ・イヤーを獲得したから、この試合も2024年のノミネートに相応しい試合になる」とライダーは語る。「彼の戦績は凄まじい。42戦無敗で、カネロとの試合がちらつく中での戦いになる。まるで、自分がザック・パーカーとの対戦で経験したときのようだね」
「それはプレッシャーになる。自分の次の一戦を意識せざるを得ないし、リングに上がり、結果を出す必要がある。今度は彼の番だ。自分はカネロともう戦ったし、ムンギアを倒しても再びそのチャンスを手に入れられるかは分からないが、それが狙いだ。大きな舞台で、最高の戦いに挑み続けたいんだ」
「彼を高く評価してるよ。戦績はちょっとだけ見た目を飾っているかもしれないが、上手く操作されているね。最後の戦いではセルゲイが彼の弱点を露わにした。トレーナーをフレディ・ローチに変えたのが功を奏するのかどうかはまだわからない。彼が何を試合に持ってくるかは分かっている。パンチをガンガン打つし、それには意志が込められている。しかし、その時こそが彼を打ち破るチャンスだと思っているんだ」
「前回セルゲイは数々の難題を突きつけた。その結果最終ラウンドまでもつれ込んだ。最後は(ムンギアが)ダウンを奪ったが、その全てがスコアカードにも表れていた。だから、今回も公正なジャッジがなされることを期待している。フェアな判定が下されることだけが願いだ」
ボクシング 配信予定 | DAZN番組表
日時(日本時間) | カード | 詳細 |
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1月21日(日) 4:00 | Ed Matthews vs. Mystery Opponent |
MF&DAZN: X Series 12 |
1月28日(日) 4:00 | クロッカー vs. フェリックス |
ウェルター級 |
1月28日(日) 11:00 | ムンギア vs. ライダー |
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2月3日(土) 10:00 | シルブ vs. ファルカオ |
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2月4日(日) 10:00 | ベン vs. ドブソン |
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2月18日(日) 1:00 | フューリー vs. ウシク |
Ring of Fire: Fight Night |
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