日本時間8月11日、WBCウェルター級暫定王座戦が行われた。セルヒイ・ボハチュクと対戦したヴァージル・オルティスJrは、プロデビューから続いたノックアウト連続記録を延ばすことはできなかった。
しかし、26歳のスーパースターは2度もダウンを奪われたが、タフなボハチュクを僅差でかわし、新たなWBCスーパーウェルター級暫定王者となった。
ラスベガスのマンデレイ・ベイ・リゾート・アンド・カジノのミケロブ・ウルトラ・アリーナで行われたこの試合は、決着が判定にもつれ込んだ。ジャッジの一人が113-113とドロー判定、残る2人が114-112と採点し、2-0のマジョリティデシジョンでオルティスの勝利となった。DAZNから生配信されたイベントで年間最高試合候補とも言える試合を演じ勝利したオルティスは、21度のノックアウトを含む22戦22勝と無敗を継続した。
オルティスは序盤から攻撃を仕掛けたが、第1ラウンドに右を被弾、一時はダウンを取られたものの、レフェリーはそれをスリップと判断した。しかし、リプレイを確認した結果、裁定がダウンに再度変更され、ボハチュクが10-8のラウンドを獲得した。
すぐに回復したオルティスは圧力、手数、そして効率的な攻撃で攻め手を取り戻し、序盤の数ラウンドを取ったが、ボハチュクもパンチを絶え間なく放ち続けるとこれが功を奏した。両者が近距離での応酬を繰り広げ、互いに一歩も引かない戦いとなった。
第8ラウンドでは、ボハチュクの左フックが当たるとオルティスは一瞬両手をキャンバスにつき、再びダウンを奪われた。オルティスはこの判定に強く反発したが、その怒りをエネルギーに替え、残りのラウンドでボハチュクに攻撃を浴びせ僅差に持ち込んだ。
第11ラウンドにはオルティスが強烈な左フックを放ち、ボハチュクをぐらつかせた。しかし、ウクライナのボハチュクは最後まで耐え抜き、勝利のために全てを出し尽くした。
「待ってくれよ。あれはダウンじゃないと思うんだ」とオルティスは試合後DAZNに語った。「2回目のは特にね。でも、言い訳はしない。とにかく、十分にやったと思う。俺が終わった選手だとか、154ポンドで戦えないとか、最終ラウンドまで持たないとか言った全ての人たちが間違っていることを証明した。そういう声で燃えることができた」
ボハチュク(24勝2敗、23KO)は、2度ダウンを奪ったことで試合に勝てたと確信している。
「今日、この試合を見た人たちは」とボハチュクはDAZNに話した。「ボクシングを理解している人たちは今日何が起きたか分かっているはずだ」
ボクシング 配信予定 | DAZN番組表
日時(日本時間) | カード | 詳細 |
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9月22日(日) 0:00 | ジョシュア vs. デュボア |
リヤド・シーズン ウェンブリー・エディション |
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