2019年5月20日、3度のF1ワールドチャンピオンであるニキ・ラウダがこの世を去った。享年70歳。
ラウダの一周忌に合わせて20日、メルセデスF1チームは生前アドバイザーを務めたラウダを偲んだ動画を後悔した。
その中でルイス・ハミルトンはメルセデス入りを決断した理由について、ラウダの存在が大きかったと振り返っている。
「彼とは最初に親しく話した時からとても印象深い。2012年のことだった。自宅にいたら急にニキから連絡が入って、メルセデスに入らないかと誘われたんだ。まさかニキのようなレジェンドから急に電話が入るなんて思わないからビックリしたよ」
「最初からお互いにリスペクトの気持ちを持って話し合えたことが本当に嬉しかった。それからこの年のシンガポールGPで、彼が僕の部屋に来て実際に話したんだ。そこでメルセデス入りを決めたんだ」
「ニキとはレースの後によく話をした。そのたびに“君は何を求めてレースをしているんだ？”と聞いてきたんだよ。レースに対する意欲はニキから本当に教わるものが多岐にわたった。ニキはチームで僕がどうすべきかの指針を示してくれたし、自分も彼の期待に答えようと全力を尽くしていたよ。彼と出会えたことは僕の宝だ。いつまでもニキを愛しているし、これからも僕の心にはニキがいる」
また、2016年のワールドチャンピオンであり、メルセデスではハミルトンと同様にラウダから指導を受けたニコ・ロズベルグも、自身のSNSでラウダとの2ショット写真を公開。「あなたを友人と言えることは僕にとって、本当に幸運だった。会いたいよ、ニキ」とメッセージを添えている。
1975年にワールドチャンピオンとなったニキ・ラウダは、翌1976年にはクラッシュしたマシンが炎に包まれ、コックピットに閉じ込められたラウダは生死に関わる大火傷を負った。レース復帰後は“不死鳥”と呼ばれ、1977年、1984年にもドライバーズタイトルを手にした。2019年に他界したレジェンドは、現代のトップレーサーから慕われる存在でもあったようだ。
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チーム・ドライバー
日程・番組表
| レース | フリー走行・予選 | 決勝 | |
|---|---|---|---|
| 第1戦 | オーストリアGP | 7月3日（金） ～ 4日（土） | 7月5日（日） |
| 第2戦 | シュタイアーマルクGP | 7月10日（金） ～11日（土） | 7月12日（日） |
| 第3戦 | ハンガリーGP | 7月17日（金） ～18日（土） | 7月19日（日） |
| 第4戦 | イギリスGP | 7月31日（金） ～ 8月1日（土） | 8月2日（日） |
| 第5戦 | 70周年記念GP | 8月7日（金） ～ 8日（土） | 8月9日（日） |
| 第6戦 | スペインGP | 8月14日（金） ～15日（土） | 8月16日（日） |
| 第7戦 | ベルギーGP | 8月28日（金） ～29日（土） | 8月30日（日） |
| 第8戦 | イタリアGP | 9月4日（金） ～ 5日（土） | 9月6日（日） |
| 第9戦 | トスカーナ・フェラーリ1000GP | 9月11日（金） ～12日（土） | 9月13日（日） |
| 第10戦 | ロシアGP | 9月25日（金） ～ 26日（土） | 9月27日（日） |
| 第11戦 | アイフェルGP | 10月9日（金） ～ 10日（土） | 10月11日（日） |
| 第12戦 | ポルトガルGP | 10月23日（金） ～24日（土） | 10月25日（日） |
| 第13戦 | エミリア・ロマーニャGP | 10月31日（土） | 11月1日（日） |
| 第14戦 | トルコGP | 11月13日（金） ～ 14日（土） | 11月15日（日） |
| 第15戦 | バーレーンGP | 11月27日（金） ～ 28日（土） | 11月29日（日） |
| 第16戦 | サクヒールGP | 12月4日（金） ～5日（土） | 12月6日（日） |
| 第17戦 | アブダビGP | 12月11日（金） ～ 12日（土） | 12月13日（日） |