レッドブル代表「チームに自信をもたらした」新王者フェルスタッペンのカーナンバー1が大きなプラスだと明かす｜F1

昨季、初の年間王者となったマックス・フェルスタッペンはカーナンバーを33から1に変え、2022年シーズンに挑むことになった。これは2014年、前年の王者セバスチャン・ベッテルが付けて以来、F1では8年ぶりのカーナンバー1となる。

レッドブルのクリスチャン・ホーナー代表は、フェルスタッペンが1番を選んだことでチームに大きなプラスがあると説いた。『F1』公式がその言葉を伝えている。

「2021年の戦いはかなりの苦痛を伴ったが、大きな成果を手にすることができた。今季も引き続きドライバーズタイトルを保持できるよう、良いマシンに仕上げていきたい」

「マックスがカーナンバー1を選んだことは、大きな意味がある。チームのみんなに自信とパワーを与えるものだ。これはどんなスポーツにおいても重要なことだと思うよ。決して傲慢というわけではなく、ポジティブな要素に満ちたもの。組織全体に波及効果が行き渡っているよ」

なお、バルセロナのテストではメルセデスが最速タイムを叩き出し、レッドブルがそれに続いた。マクラーレンとフェラーリも“2強”に肉薄するタイムを叩き出したこともあり、今季はトップ争いに加わるチームが増えるのではないかと期待する声も。

ホーナー代表は「それはF1にとって良いこと。激しい戦いは誰もが見たいものだ」と述べ、今季のタイトルレースに意欲を示している。

3月10日～12日のバーレーンテストを経て、同18日～20日に行われるバーレーンGPで今季のF1は開幕を迎える。果たしてレッドブルとメルセデスとの力関係は昨季からどう変わっているのか。新規定に合わせ、各チーム開幕までいかにして効率的なアップデートを進めるかがカギを握っていそうだ。

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