ラッセル「ルイスと組むのは不思議な感覚…彼は子供の頃からのスーパーヒーロー」13歳年上、同僚ハミルトンへの憧れを口に｜F1

今季よりメルセデスに加わったジョージ・ラッセルが、新たな相棒となる7度の王者ルイス・ハミルトンについて、幼少期から憧れの存在だったと語っている。

2019年よりウィリアムズでF1デビューを果たしたラッセルはメルセデスジュニアチーム出身で、3シーズン古豪ウィリアムズで戦ったのち、今季よりバルテリ・ボッタスの後任としてメルセデスのレギュラードライバーとなった。

1998年生まれ、現在24歳のイギリス人ドライバーは、37歳の大先輩であるハミルトンとのコンビについて「とてもシュールな状況だね。不思議な感覚だよ」と述べている。チーム公式メディアがその言葉を伝えた。

「僕にとって、ルイスと一緒にレースをするチャンスは、これまでにない特権だと思う。この経験を得ることにより、僕は今まで以上に大きく成長することが可能なはずだ」

「やはりルイスがどのようにチームと一緒に戦うのか、彼の一挙手一投足に興味があるし、何が最善なのかを間近に学ぶ最高の機会だからね」

そしてラッセルは「ルイスは僕にとって子供の頃からのスーパーヒーローだった。彼と一緒に仕事ができるということは、自分にとって格別なことなんだよ」と述べ、13歳年上ハミルトンが昔から尊敬の対象だったと明言している。

なお、イギリス『Sky Sports』は2009年当時、ハミルトンの後ろに写っている少年の写真を紹介している。その少年は11歳のラッセルで、前年の年間王者ハミルトンの自伝にサインをもらおうとしている様子だった。

2020年の第16戦サクヒールGPでは新型コロナウイルスで欠場となったハミルトンの代役として、当時ウィリアムズのラッセルは1レースのレンタルながら、メルセデスからスポット参戦した。

同レースの決勝でラッセルはチームのピットミスなどの不運なども重なり、9位フィニッシュ。勝利のチャンスを逃したラッセルだったが、同じマシンを駆るボッタスをトラック上でオーバーテイクしたほか、安定して速いタイムでの周回を重ねるなど、改めてトップドライバーの資質を示した一戦として脚光を浴びた。

そして2022年、ラッセルは7度の王者ハミルトンと同じレギュラードライバーとして、メルセデスのマシンを駆ることとなった。果たして将来のチャンピオン候補と名高い24歳のイギリス人ドライバーは今季、先輩ハミルトンを上回る戦いを見せることができるのか。

新規定で勢力図が変わることも予想される中、2022年シーズンはラッセルvsハミルトンというメルセデス間の戦いも大きな注目ポイントとなりそうだ。

関連記事

DAZNについて

DAZNなら好きなスポーツをいつでも、どこでもライブ中継&見逃し配信！今すぐ下の記事をチェックしよう。

●  【番組表】直近の注目コンテンツは？
●  【お得】DAZNの料金・割引プランは？