イモラ代表、14年ぶりF1開催に歓喜「F1において重要な歴史を持つ…来年以降も開催したい」 | F1

2020年のF1は現時点で第13戦までの予定が公表された。第13戦はイモラでエミリア・ロマーニャGPという名称で10月30日～11月1日にかけて開催される。

イモラのサーキット代表、セルバティコ・エステンセ氏は『motorsport.com』に対して「長年の目標が達成できた」と述べ、2006年以来となるイモラでのF1グランプリ開催を喜んだ。

「ずーっとF1マネージメントの担当と話を重ねてきたんだ。そして、ようやく目標を達成することができた。このイモラが持っている歴史はF1においてとても重要なもの。新型コロナウイルスによる副産物という見方もあるかもしれないが、それは別にしても歴史的なF1復帰になった」

エミリア・ロマーニャGPとして2020年のF1開催が決まったイモラだが、エステンセ氏は2021年以降もF1開催を希望しており、並々ならぬ意気込みを示している。

「我々はF1が来年も続くことを願っている。そのための活動もいろいろ控えているんだ。もちろん満員のファンがいるスタンドでF1が開催されるのがベスト。だけどこの昨今、何が起こるのか誰もわからない状況になっている。ただ、もし来年も開催されることになったら、きっと魅力的なレースになることは間違いない」

また、2020年はモンツァ、ムジェロに続いてイタリアだけでF1は3レース開催されることが内定した。エステンセ氏は「ムジェロがF1側と交渉していたことも把握していた。モンツァのあと、ムジェロで1000回目のレースを迎えるということから、フェラーリにとってムジェロ開催は素晴らしいパッケージになると思った。だけど我々は諦めなかったし、異なる形でアプローチする必要があった。結果としてイタリアで3つのF1レースが行われることになったね。これはとても素晴らしいこと」と述べている。

長らくサンマリノGPの舞台としてF1が行われてきたイモラ。多くのF1ファンにとってイモラは、アイルトン・セナ、ローランド・ラッツェンバーガーが亡くなった1994年の悲劇を想起するかもしれない。それだけに今後も長らく語り継がれていくサーキットと言える。

2006年以来14年ぶりのF1開催が決まったイモラは、新型コロナウイルスに伴い今年だけのスポット開催なのか、それとも2021年以降も定期的にF1グランプリが開催されることになるのか、その動向は今後も注目を集めることになりそうだ。

DAZNについて

DAZNなら好きなスポーツをいつでも、どこでもライブ中継&見逃し配信！今すぐ下の記事をチェックしよう。

● 【番組表】直近の注目コンテンツは？
● 【お得】DAZNの料金・割引プランは？