予選16番手の角田裕毅「ガスリーと比べ、どこでタイムを失っているのか解析したい」5番手僚友とのギャップを嘆く｜F1

F1第11戦ハンガリーGPの公式予選ではQ1で16番手タイムとなり、Q2進出を逃した角田裕毅。

角田はチームの公式メディア、及び自身のSNSを通じて落胆のコメントを発している。「週末の間ずっとマシンバランスに苦しみ、とても難しい状況です」と予選セッションを振り返った。

「昨日失ってしまった時間（FP1でクラッシュし、FP2は最後の3分だけトラックに出た）を取り戻すため、FP3を最大限活用したつもりです。ペースをしっかりとビルドアップし、良いラップタイムを刻むことができました」

角田は「予選は自信を持って挑むことができたのですが、グリップが少し足りないと感じながらのアタックとなりました。ただ、まだチームメート（ピエール・ガスリー）に比較して、どの部分でタイムを失っているのか理解することができていません」と続け、Q3進出＆予選5番手だったガスリーとの差を嘆いた。

「今夜はエンジニアと一緒にデータをじっくりと解析するつもりです。ハンガロリンクは何度か走行して、とてもお気に入りのサーキット。上位からスタートできないことについては残念ですが、決勝でできる限りのことをして巻き返したい」

そしてFP1のクラッシュにより、FP2の大半を棒に振ったことについて「もちろん改善点はいくつかあるのですが、バランスに苦労している。これはトラックに出る時間が足りなかったことから至っている結果だとも思っています。決勝に向けて準備を進めたい」と述べ、16番グリッドという予選結果を悔やみながら日曜の巻き返しを誓った。

抜きどころが少ないことで知られるハンガロリンクサーキット。16番グリッドから角田は巻き返しを見せることができるのか。また、日曜の決勝レースは天候が崩れる可能性が高いとの天気予報もあるだけに、どのようなレースコンディションになるのかという点でも大いに注目される。

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