ルーキー角田裕毅、公式テスト最終日に驚異の全体2番手タイム！最速は0.093秒差でフェルスタッペン｜F1

バーレーンインターナショナルサーキットで3日間行われるF1公式プレシーズンテストは現地時間14日、3日目の最終日を迎えた。

午前のセッションでは1:30.187のタイムでセルジオ・ペレスが最速。2番手シャルル・ルクレール、3番手ランド・ノリス、4番手ピエール・ガスリー、5番手エステバン・オコンとなり、午後のセッションへ。

アルファタウリの角田裕毅は午後から登場。4時間のセッションで最初の2時間ほどはロングランのプログラムとなり、1:36～37台のタイムで周回を続けた。

そして残り90分となってから、角田は公式予選を想定したワンラップアタックへと突入。残り55分の段階で角田は全体トップのタイムを叩き出すも、同一ラップで周回していたキミ・ライコネンにすぐさま塗り替えられる。

その後マックス・フェルスタッペンがトップタイムを記録。残り40分で角田裕毅が最もソフトなタイヤでアタックを仕掛け、1:29.282で再びトップに躍り出た。

残り30分を切ってフェルスタッペンが1:28.960で最速タイムを更新。その直後に角田はフェルスタッペンに0.093秒及ばないものの、全体2番手で自身のベストタイムを更新した。

結局3日目全体のトップタイムはそのままフェルスタッペンとなり、2番手にルーキーの角田が続いてホンダのパワーユニットでワン・ツーとなった。

3番手はカルロス・サインツ、4番手ライコネン、5番手ルイス・ハミルトンだった。

■公式テスト3日目の結果※タイヤは最速ラップをマークした際の使用コンパウンド

1.マックス・フェルスタッペン、レッドブル｜1：28.960、64周、ソフトタイヤ（C4）
2.角田裕毅、アルファタウリ｜+ 0.093、91周、ソフトタイヤ（C5）
3.カルロス・サインツ、フェラーリ｜+ 0.651、79周、ソフトタイヤ（C4）
4.キミ・ライコネン、アルファロメオ、｜+ 0.806、166周、ソフトタイヤ（C5）
5.ルイス・ハミルトン、メルセデス｜+ 1.065、54周、ソフトタイヤ（C5）
6.ジョージ・ラッセル、ウィリアムズ｜+ 1.157、158周、ソフトタイヤ（C5）
7.ダニエル・リカルド、マクラーレン｜+ 1.184、76周、ソフトタイヤ（C4）
8.セルジオ・ペレス、レッドブル｜+ 1.227、49周、ソフトタイヤ（C4）
9.フェルナンド・アロンソ、アルピーヌ｜+ 1.358、78周、ソフトタイヤ（C4）
10.シャルル・ルクレール、フェラーリ｜+ 1.526、80周、ミディアムタイヤ（C3）
11.ランド・ノリス、マクラーレン｜+ 1.701、56周、ミディアムタイヤ（C3）
12.ピエール・ガスリー、アルファタウリ｜+ 1.868、76周、ソフトタイヤ（C4）
13.エステバン・オコン、アルピーヌ｜+ 2.350、61周、ミディアムタイヤ（C3）
14.ニキータ・マゼピン、ハース｜+ 2.571、67周、ソフトタイヤ（C4）
15.ミック・シューマッハ、ハース｜+ 3.093、78周、ミディアムタイヤ（C3）
16.バルテリ・ボッタス、メルセデス｜+ 3.446、86周、ミディアムタイヤ（C3）
17.セバスチャン・ベッテル、アストンマーティン｜+ 6.081、56周、ミディアムタイヤ（C3）
18.ランス・ストロール、アストンマーティン｜+ 7.140、80周、ミディアムタイヤ（C3）