ベッテル、2021年からのアストンマーティン加入決定も「劇的に良くなるわけではない」｜F1

今季限りでフェラーリから離脱するセバスチャン・ベッテルは2021年よりアストンマーティン（現レーシング・ポイント）のレギュラードライバーになることが確定している。だが本人は進境著しい現レーシング・ポイントに加わっても、今後の見通しについて楽観視していないようだ。

ベッテルは母国ドイツ『Bild』に対し「劇的に良くなるとは思っていない」と語っている。

「僕にとってオープンな環境が必要だったんだ。何ができるか、何ができないか、それが明確になっているという新たな地がね。野心や偉大な目標が自分にとって必要だと思っていたし、それがローレンス・ストロール（レーシング・ポイントのオーナー）と合致した。何を達成したいのかアイデアが明確で、僕はそれに共鳴したんだ。ただ、新しいチームに加わったとして、何かが劇的に良くなるわけではないとも受け止めているよ」

「それに、僕はまだ新チームにかかわっているわけではない。今はまだフェラーリのドライバーだからね」

そしてベッテルは同胞の先輩、ミハエル・シューマッハがかつてフェラーリを去った後、3季休養のあとメルセデスに加入した過去についても言及。尊敬するアイドルとの比較については好んでいないようだ。

「ミハエルと僕の歩みは比較するようなものではないと思う。時代も違うし、置かれている状況も異なる。ただ、ミハエルがメルセデスに加わったときの年齢は僕よりも上だったし、F1でのブランクもあった。僕はまだキャリアの途中。単純にチームが変わるだけのことだよ」

DAZNについて

DAZNなら好きなスポーツをいつでも、どこでもライブ中継&見逃し配信！今すぐ下の記事をチェックしよう。

● 【番組表】直近の注目コンテンツは？
● 【お得】DAZNの料金・割引プランは？