元王者40歳フェルナンド・アロンソがアルピーヌと契約更新…2022年もオコンとのコンビで参戦｜F1

アルピーヌF1チームは26日、フェルナンド・アロンソと2022年のドライバー契約を結んだことを公表した。

チームは公式メディアを通じて「今季すでに3年契約を更新したエステバン・オコンに続き、フェルナンドとも来季の契約を締結した。2人は来シーズンもレギュラードライバーとしてレースを行う」と記した。

「フェルナンドの優れたチームワーク、比類ない豊富な経験、レースクラフトスキルは、アルピーヌがより前へと進むうえで強力なベースとなる」

そしてアロンソ本人もアルピーヌを通じて、次のようなメッセージを発し、契約更新を喜んでいる。

「2022年までアルピーヌとの契約を延長できて、とてもうれしく思っている。このチームに戻ってから、とても素晴らしい歓迎を受けていると感じていたよ」

「誰にとってもトリッキーなシーズンとなっているが、そんな中でもチームとして大きな成長を示すことができていると思う。ハンガリーGPがその良い例になっているね。そして来季はF1のレギュレーションや開発面で、大きな変化が加えられる。その中でもポジティブな状況で引き続きチャレンジができるように目指していく」

「まだ今年のグランプリは残っているし、引き続きレースを楽しみたい。2022年もアルピーヌのために、エステバンと一緒に頑張るよ」

1981年生まれ、現在40歳のアロンソは2001年にミナルディからF1デビューを果たし、ルノー在籍時の2005年、2006年には2年連続でワールドチャンピオンに輝いた。

その後マクラーレン、フェラーリなどにも籍を置き、F1では通算32勝をマークしている。

2018年のシーズンを最後にF1から離れた一方、ル・マン24時間レース、インディ500、ダカール・ラリーにも挑むなど、様々なコンペティションで活動し、2021年よりアルピーヌ（元ルノー）からF1に復帰。

2021年のハンガリーGPでは、後方からの巻き返しを狙うルイス・ハミルトンに対してアロンソが巧みなブロックを見せ、同僚オコンのF1初優勝をアシスト。改めて百戦錬磨のレーススキルと存在感を示していた。

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