角田裕毅「自分がよく知るトラックの一つ…うまくいくことを期待している」第6戦スペインGPでの躍進に意欲｜F1

アルファタウリの角田裕毅が、2022年第6戦スペインGPに向けて意欲を示した。

前戦のマイアミGPで角田は今季初の予選Q3進出＆9番グリッドを獲得するも、決勝ではレースペースに伸び悩み、一時は18番手までポジションを落としてしまう。終盤にライバル勢が接触によって順位を落としたこともあり、角田は12位でフィニッシュチェッカーを受けた。

角田はカタルーニャでのレースを前に「（サーキット・デ・カタルーニャは）ヨーロッパにおいて、自分がよく知っているトラックの1つ」と過去の走行経験が生きると主張した。チーム公式メディアを通じて語っている。

「マイアミはとても複雑な週末になった。最初はフリープラクティスでピエール（ガスリー）とのギャップが大きかった。そこからなんとか予選ではQ3まで進むことができた。チームにとっては良い結果に見えたけど、決勝レースでは序盤に多くのポジションを失い、まとめることができなかった。それでもいくつかのポジティブな要素があったことは確か」

「それから誕生日前にはイタリアに帰国し、ミラノで楽しい時間を過ごしていました。バルセロナは2月にもテスト走行をしたサーキットでもあります。その時は2月で、だいぶ暖かくなったので条件はだいぶ変わりますが、カタルーニャはよく知っているトラックの一つ。（F2時代の）2020年にはスプリントとフィーチャー、両方のレースで4位フィニッシュしたことがある」

「高速、中速、低速とさまざまな種類のコーナーがある、とてもテクニカルなコースです。とくに自分たちが競っている中団争いはとてもタイトな戦いになるはず。一貫して良いレースをするためには、まだクルマの開発が必要だと思っていますが、今週末はかなりうまくいくのではないかと期待している」

昨季、角田はスペインGP序盤でマシントラブルにより、トラック上でマシンをストップさせた。これがキャリア4戦目での初リタイアとなっている。

2年目のスペインGPで角田は結果を残すことができるのか。第1戦バーレーンGP、第4戦エミリア・ロマーニャGPに続く今季3度目の入賞が期待されるところだ。

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