角田裕毅、予選8番手から3グリッド降格処分も「P11から追い上げていきます」決勝での巻き返しを誓う｜F1

2021年のF1第8戦、シュタイアーマルクGPの公式予選でグリッド降格ペナルティが科された角田裕毅。予選後、本人がコメントを発している。

シュタイアーマルクGPの公式予選では第6戦アゼルバイジャンGP以来となる、F1キャリア2度目のQ3進出を果たした角田裕毅。Q3では全体8番手だったが、コース上でバルテリ・ボッタスの進路を妨害したとして、セッション後角田に対して3グリッド降格ペナルティが科されることとなった。決勝では11番グリッドからのスタートが確定している。

角田はチームの公式メディア、及び自身のSNSを通じて「今週末のマシンはとても良かったし、予選へのアプローチとしては良いステップアップができたと思う」と予選を振り返った。

「各セッションで周回を重ね、良い方向へと進んだと思います。最後のプッシュは完璧ではなかったんですけど、Q3まで進んだことについては率直に嬉しいですね。正しい方向で、前へと進んでいるということだと思います」

「チームのおかげで予選はとてもリラックスして臨むことができ、P8で終了。しかしターン4のインシデントで3グリッド降格となりました。明日はP11から追い上げていきます」

角田は「決勝レースはドライになる確証がなく、天候が崩れることもあるでしょう。今夜はさまざまな決勝シチュエーションを想定してシミュレートするつもりです」と発言。決勝に照準を定めている。

3グリッド降格により11番手スタートとなった角田。果たして第8戦の決勝では、自身3度目となる入賞でレースを終えることができるのだろうか。

関連記事