【歴代F1ドライバー】34歳で散った史上最速のF1ドライバー｜アイルトン・セナ｜LEGEND OF F1

1994年5月1日、F1サンマリノGPの決勝レース中に命を落としたアイルトン・セナ。

F1では162レースに出走し、ポールポジション65回、優勝41回という成績を残した。マシンの性能を限界まで引き出すスキルに長けることから“F1史上最強のドライバーは？”という話題になると、ジム・クラーク、ミハエル・シューマッハ、ファン・マヌエル・ファンジオとともにその名が筆頭候補に挙がる。

1960年ブラジル・サンパウロに生まれ、1984年にトールマンからF1デビュー。同チームでは非力なマシンでありながら、セナはF1初年度から非凡な才能を見せ、3度表彰台に立った。翌1985年はロータスに移籍すると、第2戦のポルトガルGPで初優勝。ロータスの3年間でドライバーズポイント4位、4位、3位と常に上位争いを展開した。

1988年からはマクラーレン・ホンダに加わり、ここでは1988年、1990年、1991年と3度ワールドチャンピオンに輝いた。当時日本では“F1ブーム”が巻き起こり、アラン・プロストやナイジェル・マンセルとの争いは大きく注目を集めた。

セナは6シーズン在籍したマクラーレンを去り、1994年からウィリアムズ・ルノーに加入。直近2シーズンはウィリアムズのマシンが圧倒的な速さを見せ、マンセルとプロストが相次いでワールドチャンピオンに輝いていた。そのウィリアムズのマシンを駆ることになり、1994年はセナが優勝候補の筆頭と目されていたが、開幕から2戦連続でポールポジションを獲得しながら決勝ではノーポイント。第3戦目のサンマリノGPでは決勝レース中、タンブレロコーナーのウォールに激突しセナはそのままこの世を去った。享年34歳。

DAZNで配信中の「Legend of F1 ：アイルトン・セナ」では、当時セナとともに仕事をしていたキーマンたちが不世出のレーサー、セナについての数々のエピソードが明かされている。

類まれな速さを見せるスーパースターであった一方、セナは繊細かつナーバスな一面も持ち合わせ、それによりライバルとの確執や騒動を巻き起こすことも。天才セナはどのようなドライバーだったのか、全盛期をともにした盟友やライバルたちの証言から、今一度その人物像に迫った。DAZNで配信中、本動画の視聴期限は、2020年4月30日までとなっている。

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