アルファタウリ代表トスト氏、来季契約の角田裕毅を高く評価「大きな力になると確信している」｜F1

現地時間16日、角田裕毅が2021年よりアルファタウリのレギュラードライバーになると公式リリースで発表された。

これで2014年にケータハムからF1に参戦した小林可夢偉以来、7年ぶりの日本人F1ドライバー誕生となった。

アルファタウリのチーム代表、フランツ・トスト氏はレッドブルジュニアチーム所属の角田裕毅の実力を高く評価し、来季のレギュラーシートに決めたとチームの公式メディアを通じて明らかにしている。

「Red Bullはここ数年、角田選手のパフォーマンスを注視してきました。2020年、F2でのパフォーマンスからも、レースでのアグレッシブな姿勢と、技術的な部分に対する理解の深さを見て取ることができました」

「彼が間違いなくチームにとって大きな力になると確信しています。11月にイモラ・サーキットで2018年型のマシンをドライブした際には、コンスタントにペースを刻みながらもセッションを重ねるごとに進歩を見せ、我々のエンジニアに対してもマシンについて素晴らしいフィードバックを返していました」

「当然、Hondaのエンジニアとのパワーユニットに関するコミュニケーションを取る際にも全く問題はありませんし、そのことはチームにとっても大きなアドバンテージになります。今週のアブダビでのテストでも、彼の習熟の早さを見て取ることができました。彼がF1ドライバーになる準備はできています」

2021年のアルファタウリチームはピエール・ガスリー、角田のラインナップで挑むことになった。ルーキーイヤーで角田が実力者ガスリーとともにどのような戦いを見せるのか、2021年のF1はモータースポーツファンならずとも、必見のコンペティションとなりそうだ。

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