元王者ヴィルヌーヴ氏「レッドブルはベッテルと契約すべき」アルボンの力不足を指摘 | F1

1997年のワールドチャンピオン、ジャック・ヴィルヌーヴ氏が現在のF1界について自身の見解を示した。

その中でレッドブルのセカンドドライバー、アレクサンダー・アルボンの力不足を指摘している。『Sky』に対し次のように語った。

「エイドリアン・ニューウェイが作るマシンは、いつも操るのが難しい。そんな中でも（マックス）フェルスタッペンは見事な仕事ぶりを見せているね。アルボンとの違いがはっきりわかる」

ヴィルヌーブ氏は「ベッテルはかつてレッドブル時代にニューウェイのマシンをうまく扱っていたし、それをレースで示している。おそらく彼はフェルスタッペンにとって完璧なチームメイトになるはずだ」と続け、来季レッドブルはフェルスタッペン＆ベッテルのラインナップで臨むべきだと主張している。

すでに2021年のレギュラーシート争いは激化しており、ベッテルは今季限りでフェラーリから去ることに。フェラーリにはカルロス・サインツが加わり、サインツの抜けたマクラーレンの穴にはダニエル・リカルドが収まることが確定している。そしてリカルドが去るルノーには、2018年より3年ぶりにフェルナンド・アロンソがF1復帰へとすることも内定済み。

ベッテルは来季のシートが確定しておらず、一時はアストンマーティンに名称が変わる現レーシング・ポイントに加わるのではないかとのうわさも。

レッドブルがかつて2010年～2013年まで4連覇を果たしたベッテルと来季再び契約を結ぶかどうかは不透明だが、元王者ヴィルヌーヴ氏はフェルスタッペンの同僚、アルボンの地力について物足りないと認識している模様だ。

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