レッドブル代表「ようやくトトに挑戦できる」メルセデスからのタイトル奪還に意欲を示す｜F1

レッドブルのクリスチャン・ホーナー代表が、メルセデスとの激しいタイトル争いについて心から楽しんでいると口にした。

今季のドライバーズタイトルはルイス・ハミルトンとマックス・フェルスタッペンの一騎打ちとなっており、15戦を終えて両者のポイント差はわずかに2。コンストラクターズタイトルにおいても第15戦終了時点でメルセデスが397.5、レッドブルが364.5と、メルセデスとレッドブルのどちらが上でシーズンを終えることになるのか現時点でわからない状況だ。

ホーナー代表は『Channel 4』に対して「メルセデスとここまで競うのは（2014年以降）初めてのシーズンとなる。ようやくトト（メルセデスのヴォルフ代表）に挑戦できる状況となった」と語った。

「これまで過去のシーズンにおいても我々は懸命に戦っていた。だが本当の意味で競争をするという点において、今季が初めての状況となるね」

「もちろん我々と彼ら、チーム間に敬意はある。そんな中でもできる限りのことをして彼らを上回りたいし、私も最前線で戦いたい。このタイトル争いはし烈だ。チャンピオンシップを勝ち抜くために気の抜けない戦いが続く。この状況を光栄に思う。トトが巻き込まれるほど、おそらくファンのみんなもこの争いを楽しんでくれているはずだ」

2013年のタイトルを最後に、7シーズンにわたってメルセデスから遅れを取っているレッドブル。ホーナー代表は「我々がメルセデスを打ち破ることができるとしたら、最善を尽くしてすべて出し切った時だけだ。レッドブルは今年、それができると証明したい」と述べ、今季のダブルタイトル奪取に意欲を示した。

今シーズンは第16戦から最終戦予定の第22戦まで、7レースを残している状況。第15戦時点ではドライバーズ、コンストラクターズの両方でメルセデスにリードを許しているが、レッドブルはここからひっくり返して8シーズンぶりの栄冠を手にできるのか。終盤戦に向け、引き続き目の離せない状況が続く。

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