フェルスタッペン、チームメートについて「誰でもいい」その真意とは？｜F1

レッドブルのマックス・フェルスタッペンが、チームメートについての独自の見解を示した。

フェルスタッペンはオーストリアのTVメディア『ORF』のインタビューを通じて「ヘルムート・マルコ（レッドブルの幹部）やクリスチャン・ホーナー（チーム代表）は体制を大きく変えたくないし、継続させるほうがいいと言っている。僕もそれで良いと思っているよ」と発言。

「今のところ自分のチームメートは誰でもいいと思っている。誰が隣にいても負けるつもりはないし、できる限りのことをする」

フェルスタッペンは2016年の第5戦スペインGPよりレッドブルに加入。その初戦からF1初勝利をマークし、18歳227日の最年少優勝記録を打ち立てた。それ以降2018年シーズンまではダニエル・リカルドと組んだものの、2019年からはピエール・ガスリー、このシーズンの途中からアレックス・アルボンに同僚がスイッチ。そしてここにきてアルボンの力不足を指摘する声も。

2020年の今季は第9戦終了時点でフェルスタッペンが110ポイントで3位。一方でアルボンは63ポイントでドライバーズランキング5位となっており、フェルスタッペンがトップチームのメルセデスと孤軍奮闘の戦いを見せている一方、アルボンはトップ3から大きく離されるシーンが散見されていた。

メルセデスの2台が圧倒的な強さを見せている一方、それ以外のチームで唯一食らいついているフェルスタッペン。孤独な戦いを展開していることもあり、同僚について「誰でもいい」という認識に至っているのかもしれない。

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