角田裕毅「よく知るトラックなので自信を持って臨める」次戦イモラに照準…新規定により「縁石の使い方が以前とは違ってくるはず」｜F1

アルファタウリの角田裕毅が、2022年の第4戦エミリア・ロマーニャGPに向けて照準を定めた。

前戦のオーストラリアGPで角田は決勝の途中からレースペースが下がったこともあり「オーストラリアを訪れるのは楽しかった。海に近いし雰囲気はとても良かったのですが、コース上は厳しい結果となりました。特にロングランで予想以上に苦労した」と第3戦を振り返っている。

「前レースはチームとしてとても苦労しましたが、どういう点を改善すべきか、イモラに向けて間に合うように取り組んできた。イモラはアルファタウリにとってホームトラックでもあるので、とても興味深い週末になると思う」

エミリア・ロマーニャGPは今季3レース組み込まれているうちの一つである、スプリントレースが土曜日に実施される。角田は「昨年はスプリントレースの前にフリープラクティスの回数が減る点が懸念材料となっていましたが、イモラはよく知っているトラックなので自信を持って臨むことができる。スプリントレースに向けたアプローチも把握しているし、うまくいくように願っている」と語り、すでに走り込んでいるコースであることがプラスになると強調した。

「イモラはコース幅が狭いことでも知られますが、新規定のマシンでは面白い展開になると思う。今年は縁石の使い方が以前とは違ってくるはず。FP1でマシンの動きを見て、予選に向けて素早く適応していきたい。今、自分はイタリアに住んでいるので、イモラはホームレースでもあります。よりレースに集中できると思うし、ポイントを獲得できるように頑張りたい」

昨季のエミリア・ロマーニャGPで、F1デビュー2戦目の角田は予選Q1でクラッシュしたことにより、最後尾スタートとなった。決勝ではウェットコンディションの中で追い上げを見せたものの、赤旗中断明けのターン3でスピンを喫したこともあり、13位でレースを終えた。2度目のチャレンジとなるイモラで角田は結果を残すことができるのか。第1戦バーレーンGP以来となる今季2度目のポイント奪取が期待されるところだ。

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