ガスリー「フェルスタッペンが世界チャンピオンになるのは時間の問題」｜F1

アルファタウリのピエール・ガスリーが、レッドブルのマックス・フェルスタッペンについて「世界チャンピオンになるのは時間の問題」と語った。

かつてレッドブルにも在籍したフランス人ドライバーは『RaceFans』に対し、元同僚フェルスタッペンが王座に近いとの見解を示している。

「マックスは明らかに有力候補だろう。トップに手の届く状況だし、彼が世界チャンピオンになるのは時間の問題だろうね」

同世代の親友でもあるフェラーリのシャルル・ルクレールについても「もちろん彼もマックスに続く存在だ。マックスとシャルルは、今季優勝争いを演じるだけの力を示している」と述べている。

一方でエステバン・オコンについては「エステバンについては現時点で何かを言うのは難しいかもしれない。もちろん彼は素晴らしいドライバーだよ。だけど彼のマシンが戦えるかどうか判断するには、もう少し見てみる必要がある」と述べ、アルピーヌのマシンについて懐疑的な見方をしている。

そしてガスリーは自身もトップ争いに加われるよう、可能な限りのことをすると意欲を示した。

「もちろん僕も毎日世界選手権で戦うためにトレーニングを重ねているよ。だけど、今のアルファタウリは1～2年でトップチームに追いつけるような状況ではない。長期的なプロジェクトが必要なチームだ。もちろん、今でも勝つために可能な限りのことをしているつもりだけどね」

「現時点でチーム規模が小さすぎると思う。でもだからと言って多くのインフラストラクチャを投入したら劇的に良くなるのかと言ったら、今のF1はそうではないんだ」

「例えばMotoGPではいくつかのファクトリーやプライベーターでもトップチームと戦うことは可能だし、伏兵だって優勝のチャンスもある。もし規定や開発ルールがこのまま変わっていけば、F1でもそのような状態も起こり得るかもしれない」