ラッセル、来季メルセデス入りのうわさも「取り決めは何もない」自身の仕事に集中すると強調｜F1

ウィリアムズのジョージ・ラッセルはメルセデスのジュニアプログラム出身であり、近い将来は現チャンピオンチームであるメルセデスのレギュラードライバーになるのではないかと言われている。だが本人は「メルセデスとの取り決めは何もない」と述べた。

現地時間5日、ウィリアムズは2021年型のマシンFW43Bを発表した。その直後、ラッセルはメディアの前で今後の見通しについて言及している。イギリス『Sky Sports』がその言葉を伝えた。

ラッセルは2018年にF2王者となり、2019年からウィリアムズのレギュラードライバーを務めている。だが2020年の第16戦サクヒールGPでは、ルイス・ハミルトンの新型コロナウイルス陽性に伴い、突如メルセデスから代役として出走することとなった。

このレースは度重なるチームの戦略ミスもあり、ラッセルは9位フィニッシュとなった。だが決勝の大半をラップリーダーとしてけん引し、レース中にはバルテリ・ボッタスをオーバーテイクするなど、改めて非凡な才能を示した。

ラッセルはその時のことを踏まえつつも「去年は確かにバーレーンで素晴らしいチャンスを与えられた。でもそれはあくまでスポット的なものだったからね。自分としては今季、ウィリアムズの仕事に集中してできる限りのことをするだけだよ」と語っている。

メルセデスのドライバーであるハミルトン、及びボッタスの契約は2021年限りとなっており、2022年にはラッセルがメルセデスのドライバーになるのではないかとも言われている。だがラッセル本人は、そのことを強く意識しておらず、今ウィリアムズですべきことの重要性を説いた。

「ハミルトンは確かに現役最高のドライバーだろう。ただ、今のF1界には同様に素晴らしいレーサーが多くいる。マックス（フェルスタッペン）、シャルル（ルクレール）なんかは同等のレベルを保っているよね」

「メルセデスとトト（ヴォルフ／メルセデス代表）はいつも僕のことを後押ししてくれる。自分が昨年、サクヒールGPでメルセデスのマシンに乗り、グリッドのトップを味わって新たな感覚を得たと思っている。頑張って前へ進んでいれば、将来的には大きなチャンスがあると信じて頑張るよ。ただ、メルセデスとそのような取り決めは何もないんだ」

「別にメルセデスが誰をドライバーとして検討しているとか、頭を悩ませているわけではないと思う。自分としてはトラックに出てすべきことをするだけ。そうすればおのずと何かが起こるんじゃないかと思っている」

関連記事

• 【2020】F1ドライバーズ＆コンストラクターズランキングまとめ|F1
• 【2021】 F1カレンダー・日程｜放送・配信｜視聴方法｜DAZN番組表
• 【2021】F1コンストラクターズ＆ドライバーズのラインナップは？|F1

DAZNについて

DAZNなら好きなスポーツをいつでも、どこでもライブ中継&見逃し配信！今すぐ下の記事をチェックしよう。

● 【番組表】直近の注目コンテンツは？
● 【お得】DAZNの料金・割引プランは？