フェルスタッペン「最終コーナーまでは良かった…がっかりしているよ」予選終盤のミスを悔やむも、決勝での巻き返しに照準｜F1

第21戦サウジアラビアGPの公式予選を終え、レッドブルのマックス・フェルスタッペンが予選セッションを振り返っている。

フェルスタッペンは予選Q3終盤、最速ペースでセクター1、セクター2を通過するも、最終のターン27でタイヤをロックさせ、ウォールにマシンを当ててしまい、ポールポジションを逃した。結果として予選3番手となり、決勝では3番グリッドからのスタートとなる見通し。

チームの公式メディアを通じてフェルスタッペンは「最終コーナーまではとても良い形でまとめられていたアタックラップだった」と述べ、ターン27でのミスを悔やんだ。

「いつもと変わらず、コーナーにアプローチしたつもりだったんだ。だけどリアを失ってあのような形になってしまった。自分自身にとてもがっかりしているよ。残念な結果になってしまったけど、今シーズンはまだ残り2レースあるし、その中で何が起こるかわからない」

「それでも予選ではとても良いパフォーマンスを示すことができたし、マシンのポテンシャルも良い。レースペースも良さそうだし、全てがかみ合ってきているようにも思える」

オランダ人ドライバーは「日曜の決勝には希望を持っている。トップについていくことができれば、チャンスが生まれるはずだと信じているし、良い戦いができるように全力を尽くす」と続け、決勝での巻き返しに意欲を示した。

今季は残すところあと2戦。ルイス・ハミルトンを8ポイントリードしてサウジアラビアGPを迎えることとなったが、フェルスタッペンはメルセデス勢フロント・ローの後方からどのようなレースを見せるのか。

また、ウォールにヒットした影響によってフェルスタッペンのマシンは、ギアボックス交換の必要性があるのではないかとも言われている。もしそうなった場合、グリッド降格ペナルティの対象となる可能性も。

フェルスタッペンは3番手スタートなのか、それともパーツ交換を余儀なくされグリッド降格対象となるのか現時点で不透明だ。いずれにしろ、初のドライバーズタイトル獲得に向けて、ジェッダ決戦はフェルスタッペン最大の正念場となりそうだ。

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