ガスリー、レッドブル再昇格とならず落胆「悲しい気持ちがある。でも自分の手に負えない状況」｜F1

アルファタウリは2022年のシートについて、今季同様ピエール・ガスリー＆角田裕毅のセットで挑むことを9月7日、正式発表した。

だがガスリー本人はレッドブル再昇格とならなかったことに不満の感情を抱いていたようだ。フランス『カナルプリュス』に対して次のように語っている。

「トロロッソ、そしてアルファタウリと続くこのチームがF1でスタートしてからの15年で、僕は最高のシーズンを過ごしたと思う。でもその結果は報われていない」

「もちろんこの状況が変わらないことについて、悲しい気持ちや苛立ちはあるよ。でも、僕では手に負えない状況でもあるんだ」

「どうやら彼ら（レッドブル）は（セルジオ）ペレスの継続を好んでいるようだ。ザントフォールト（オランダGP）での結果を見てほしい。彼は予選Q1でノックアウトとなり、決勝ではチームメートに1周遅れで8位フィニッシュだった。それなのにドライバー・オブ・ザ・デイになっているんだ。わけがわからないよ」

ガスリーはレッドブル再昇格が実現しなかったことを嘆きながらも「でもこれが現実だ。どれだけ頑張っても何かを変えることができない。自分がすべきことに集中するしかないんだ。最善を尽くし続けることで、先々何か救いがあることを願っている」と続け、アルファタウリでの奮闘を誓っている。

「いつかトップチームに入る機会があるはずだと信じている。今の頑張りが、将来のビッグチャンスにつながるはずだと確信しているよ」

2019年にはダニエル・リカルドの穴埋め役としてトロロッソ（当時）からレッドブルに昇格となったガスリー。だがレッドブルではマシンコントロールに苦労し、シーズン半ばでトロロッソ降格の憂き目に遭っている。

現在アルファタウリのマシンを駆りながら、メルセデスとレッドブルに次ぐ速さを時折見せているガスリー。本人としてはレッドブルの再昇格を強く望んでいたようだが、それはかなわなかった。レッドブルのチーム首脳陣にとっては、2019年の出来事があるからこそ、ガスリーの再昇格にゴーサインを出せない事態となっているのかもしれない。

関連記事

●  直近のDAZN番組表（全体）
●  直近のDAZN番組表（F1）

DAZNについて

DAZNなら好きなスポーツをいつでも、どこでもライブ中継&見逃し配信！今すぐ下の記事をチェックしよう。

● 【番組表】直近の注目コンテンツは？
● 【お得】DAZNの料金・割引プランは？