角田裕毅は来季もアルファタウリから参戦か…代表トスト氏「ピエール、ユウキで来季も臨むつもり」｜F1

角田裕毅は、2022年も引き続きアルファタウリのレギュラードライバーを務めることが既定路線となってるようだ。

チーム代表フランツ・トスト氏は自チームのドライバーについて言及。「ピエール（ガスリー）は素晴らしい仕事をしているし、ユウキもルーキーながらうまくやっていると思う」とオランダ『Formule1』に対して語った。

「2人とも、自信を持って仕事に取り組んでいる。来季もピエール、ユウキで臨むつもりだ」

サマーブレイク前の第11戦ハンガリーGPまで、ガスリーは50ポイント、角田は18ポイントを奪取している。また、角田はこれまでフリー走行や公式予選でスピンを喫し、マシンにダメージを負うという場面も散見された。そのため一部メディアからは日本人ドライバーに批判の声も。だがトスト氏は角田に理解を示している。

「もちろんユウキは1年目のルーキーという点を承知している。我々は彼をレギュラードライバーとして採用するにあたり、経験を積み、多くのことを学んでほしいと思っての決断だった。そして現在に至っている」

「それはルーキーを起用するうえで当然のリスクだし、どのF1ドライバーにとっても当然の通過点となるステップだ」

そのうえでトスト氏は「現時点で他のドライバーはアイデアにない。来年もピエール、ユウキのセットで一緒に戦うことを望んでいる」と続け、アルファタウリとしては現行のラインナップで来季もF1を戦うと語っている。

アルファタウリのシート候補になり得るレッドブル・ジュニアチーム所属のドライバーは、F2でユーリ・ヴィップス（F2/5位）、リアム・ローソン（F2/8位）などが戦っている。今季の結果次第では、彼らが来季のF1参戦に必要なスーパーライセンスポイントを取得する可能性も。

それだけに角田にとってはサマーブレイク明け、第12戦ベルギーGPからも着実に結果を残し、来季のシート確保を確固たるものにしたいところだ。

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