レッドブルアドバイザーのマルコ氏がアルファタウリに期待「今季はフェラーリよりも上で…」｜F1

レッドブルのアドバイザーを務めるヘルムート・マルコ氏は今季のアルファタウリについて、フェラーリよりも上のコンストラクターズ順位で終えることができると期待しているようだ。

第14戦トルコGPはセバスチャン・ベッテルが3位、シャルル・ルクレールが4位でチェッカーを受け、フェラーリの2台は上位でのフィニッシュに成功。一方、コンストラクターズ7位のアルファタウリは入賞圏内に入ることができず、第14戦で同6位のフェラーリとのポイント差は41にまで広げられてしまった。

だがマルコ氏はアルファタウリが残り3戦でフェラーリを追い越すことが目標だと述べている。ドイツ『Sky』に対して語った。

「決勝でブロンズ（3位）は現実的ではないかもしれないが、フェラーリとアルファタウリは対等の戦いができている。彼らを倒せたらいいなと思っているよ」

そしてレッドブルのセカンドドライバーでありながらもマックス・フェルスタッペンに及ばない成績に終始しているアレクサンダー・アルボンについては「以前から言っているように、彼の進退はアブダビの後に決まる。トルコGPだってスピンするまでは良いレースをしていたと思う。1度のレースでその決定が下されるわけではない」と述べている。

アルボンがもしレッドブルのシートを失った場合、アルファタウリに降格となる可能性が伝えられている一方、現在レッドブルとアルファタウリは上下関係のチームではなく、兄弟チームの立ち位置になっていると首脳陣は主張している。

事実、アルファタウリで結果を残しているピエール・ガスリーはレッドブル再昇格ではなく、契約を更新して来季もアルファタウリからF1に参戦することが決まった。

アルファタウリのセカンドドライバーとして今後角田裕毅が採用されるのではないかとも報じられているだけに、来季のシート争いは引き続き注目を集めることになりそうだ。

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