モナコGPは地元出身ルクレールが2019年メキシコGP以来のPP獲得！角田裕毅は0.018秒差でQ1脱落＆16番手｜F1

F1第5戦モナコGPの予選が現地時間22日行われ、地元出身シャルル・ルクレールがポールポジションを獲得した。

予選Q1では、FP3終盤でクラッシュしたミック・シューマッハがマシン修復のために出走せず。残る19台の各マシンがアタックに出て、コース幅が狭いことから渋滞する状況が散見された。

そんななか、アルファタウリの角田裕毅は1:12.096のタイムで、セバスチャン・ベッテルのタイムに0.018秒差及ばず。16番手となった角田は2戦連続でのQ1脱落が決定。そのほか、Q2進出を逃したのは角田とフェルナンド・アロンソ、ニコラス・ラティフィ、ニキータ・マゼピンとなった。

続くQ2で脱落となったのはエステバン・オコン、ダニエル・リカルド、ランス・ストロール、キミ・ライコネン、ジョージ・ラッセルの5台となった。

そして迎えたQ3ではシャルル・ルクレールが1:10.346のトップタイムをマークするも、残り1分のラストアタックでクラッシュ。赤旗中断で予選はそのまま終了に。ルクレール＆フェラーリにとっては2019年メキシコGP以来2年ぶりのポールポジションとなった。ただ、ルクレールはクラッシュによりマシンのパーツ交換が必要となった場合、グリッド降格のペナルティが科される可能性も残している。

マックス・フェルスタッペンが2番手、3番手はバルテリ・ボッタス。4番手カルロス・サインツ、5番手ランド・ノリス、6番手ピエール・ガスリーの順番となった。

王者ルイス・ハミルトンはタイムが伸び悩み、Q3では7番手だった。

■第5戦モナコGP公式予選
1／シャルル・ルクレール／フェラーリ／1:10.346
2／マックス・フェルスタッペン／レッドブル／1:10.576
3／バルテリ・ボッタス／メルセデス／1:10.601
4／カルロス・サインツ／フェラーリ／1:10.611
5／ランド・ノリス／マクラーレン／1:10.620
6／ピエール・ガスリー／アルファタウリ／1:10.900
7／ルイス・ハミルトン／メルセデス／1:11.095
8／セバスチャン・ベッテル／アストンマーティン／1:11.419
9／セルジオ・ペレス／レッドブル／1:11.573
10／アントニオ・ジョビナッツィ／アルファロメオ／1:11.779
11／エステバン・オコン／アルピーヌ／1:11.486
12／ダニエル・リカルド／マクラーレン／1:11.598
13／ランス・ストロール／アストンマーティン／1:11.600
14／キミ・ライコネン／アルファロメオ／1:11.642
15／ジョージ・ラッセル／ウィリアムズ／1:11.830
16／角田裕毅／アルファタウリ／1:12.096
17／フェルナンド・アロンソ／アルピーヌ／1:12.205
18／ニコラス・ラティフィ／ウィリアムズ／1:12.366
19／ニキータ・マゼピン／ハース／1:12.958
20／ミック・シューマッハ／ハース／－