角田裕毅「今季最後のレースを楽しみたい…シーズンハイで終えられるように」今季最終戦アブダビGPに向けて照準｜F1

2021年シーズンのF1最終戦、第22戦アブダビGPに向け、アルファタウリの角田裕毅が意欲を示している。

第21戦サウジアラビアGPでは8番手スタートながら、レース中盤にセバスチャン・ベッテルとの接触もあり、入賞を逃して14位フィニッシュとなった角田。新設されたジェッダ・コーニッシュ・サーキットでの前レースを「自分としては思うような結果で終えることができなかった」と悔やみつつ振り返っている。アルファタウリの公式メディアを通じて語った。

「サウジアラビアのトラックはとてもエキサイティングなもの。高速特性であり、ウォールの近いコースを駆け抜けていくのは、走っていてかなり好みのトラックでした」

「レースペースは良かったのですが、ベッテルを抜こうとしたトライはベストのタイミングではなかった。もちろんその点を教訓として次につなげるつもりですが、全体的には満足できる内容で走ることができたと思っています」

そして第22戦アブダビGPについては「このトラックでレースをしたことはありませんが、昨年末のヤングドライバーテストで走ったので、よく覚えている」と語っている。

「ヤス・マリーナのトラックは実際にマシンを駆って走ったこともあり、ガレージから出た時の印象がとても強い。自分にとってはエキサイティングな経験でした」

「ただ、実際にはその時（2020年）とコースレイアウトが少し異なります。オーバーテイクのケースを増やすためにトラックにはいくつかの変更点があり、その点を留意する必要があると思っています。自分は新レイアウトについてより速くなったと思っていますし、それがタイヤの消耗にどのような影響を及ぼすのか懸念材料となりますね」

角田は「それでも適応しやすいはず。この機会を最大限に生かし、できるだけ多くのポイントを獲得したいと思っている。ルーキーとしてレースをするのはこれが今季最後になるので、シーズン最後のレースを目一杯楽しみたい。シーズンハイで終えられることができるよう、できる限りのことをしたい」と語り、アブダビGPでの躍進を誓った。

今季、角田は6度の入賞を果たしており、ハンガリーGPで6位完走となったのがここまでの最高位となる。最終戦ではシーズンハイとなる順位でのフィニッシュとなるのか。サマーブレイク明け以降はアメリカGPでの9位、一度のみの入賞となっているだけに、最終戦でしっかり結果を残したい。今季ラストレースとなるUAEでの活躍が期待されるところだ。

関連記事

●  直近のDAZN番組表（全体）
●  直近のDAZN番組表（F1）

DAZNについて

DAZNなら好きなスポーツをいつでも、どこでもライブ中継&見逃し配信！今すぐ下の記事をチェックしよう。

● 【番組表】直近の注目コンテンツは？
● 【お得】DAZNの料金・割引プランは？