角田裕毅「このトラックは本当に楽しい」オーストラリアGPのコースに満足感…チーフエンジニアも出来に手応え｜F1

2022年の第3戦、オーストラリアGPのフリー走行2回目終了後、アルファタウリの角田裕毅がコメントを発している。

オーストラリアGPの舞台、アルバート・パーク・サーキットは角田にとって初走行のトラックとなる。角田はFP1で11番手、FP2で12番手というタイムだったが、FP2ではハードタイヤを履いてロングランを敢行するなど、決勝を想定とした走行プログラムを消化した形に。

角田は「このトラックを走るのは本当に楽しい」と金曜日のセッションを終え、振り返っている。

「走るのが初めてのコースなので、以前との違いはわかりませんが、すぐに自信がつきました。早い段階からレースペースが良かったですし、一日の流れにとても満足しています」

「僕らは自分たちの限界を知っており、車の正しいセットアップを見つけるために正しい方向に向かっていると思う。自分自身も改善できる分野がまだいくつかあるので、土曜日のセッションを前に、すべてを組み合わせて車のパフォーマンスを最良化できるよう、進めていきたい」

アルファタウリのチーフレースエンジニア、ジョナサン・エドルズ氏は「今日の焦点は、タイヤが新しい路面でどのように機能するか、そして最大のパフォーマンスを引き出すために必要なセットアップの変更を理解することだった」とコメントを発した。

「今回のコンパウンドはC4がなく、最も柔らかいC5をソフトとして使用することになっていた。これは予選で使われるタイヤであり、今シーズンこれまでのレースでは使用されていなかった」

「したがって、このタイヤを試し、学ぶべきことがたくさんあったんだ。FP1で完了するエアロコンポーネントのテスト項目のマトリックスもあった。その結果をFP2のセットアップでも試したんだ。全体的なパフォーマンスは期待通りであり、私たちは中盤でも十分に戦える位置にいるだろう」

角田は開幕戦で8位入賞。ガスリーは第2戦で8位入賞と、2レース続けて入賞を果たしたアルファタウリ。果たして第3戦では、2人そろってポイントを手にすることができるのだろうか。

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