メキシコGPのPPはボッタス！メルセデス1－2でレッドブル勢は3＆4番手…角田裕毅はQ3進出もPU交換で決勝17番手スタート／F1

F1第18戦メキシコGPの公式予選が現地時間6日行われ、メルセデスのバルテリ・ボッタスがポールポジションを獲得した。

予選Q1では7台がタイムを出した後にランス・ストロールが最終コーナーからの立ち上がりでスピンし、ウォールにクラッシュ。セッションはすぐさま赤旗中断となった。ウォールの修復で30分近く時間を要することに。

予選再開後は各マシンがアタックを行い、Q1脱落となったのはフェルナンド・アロンソ、ニコラス・ラティフィ、ミック・シューマッハ、ニキータ・マゼピン、そしてクラッシュしたストロールの5台となった。パワーユニット交換でグリッド降格の決まっている角田裕毅は全体7番手でQ2進出となった。

Q2では最初のアタックで各マシンがミディアムでタイムを狙う。角田はソフトタイヤでワンアタックに出て、残り7分時点でマックス・フェルスタッペン、ルイス・ハミルトンに次ぐ全体3番手となった。

Q2ラストアタックでは、別のソフトタイヤに履き替えた角田が、同僚ピエール・ガスリーにスリップストリームを使わせるためにコースへと出る状況に。角田は最初のタイムが全体3番手のままでQ3進出となっている。Q3進出を逸したのはセバスチャン・ベッテル、キミ・ライコネン、ジョージ・ラッセル、アントニオ・ジョビナッツィ、エステバン・オコンの5台となった。

トップ10のグリッド順を決めるQ3に残ったのはレッドブル、メルセデス、アルファタウリ、フェラーリ、マクラーレン、5チーム10名となり、グリッド降格の決まっている角田＆ランド・ノリスがそれぞれ僚友にスリップストリームを使わせるアシスト役を務める。角田はその翌周にアタックを行い、9番手タイムとなった。最初のアタックでボッタスが1:15.875のトップタイムをマークした。

Q3ラストアタックでも角田とノリスは同僚のアシスト役を務めた。結局ボッタスのタイムは更新されず、ポールポジションはボッタス。2番手ルイス・ハミルトン、3番手マックス・フェルスタッペン、4番手セルジオ・ペレスとなった。

5番手ガスリー、6番手カルロス・サインツ、7番手ダニエル・リカルド、8番手シャルル・ルクレール、9番手角田、10番手ノリスとなった。

なお、同レースではギアボックス交換のラッセル、パワーユニット交換を行った角田、ノリス、オコン、ストロールなどがグリッド降格となり、角田は17番手スタートとなる見通し。

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