フェルスタッペンが最終戦アブダビGPでPP！2番手ハミルトン…角田裕毅はミディアムでQ2突破の8番手＆予選で初の僚友ガスリー超え！｜F1

2021年シーズンのF1最終戦、第22戦アブダビGP予選が現地時間11日行われた。

日没直前のタイミングでセッション開始となった予選Q1で、トップ15に入れず脱落となったのはニコラス・ラティフィ、ジョージ・ラッセル、そして引退レースのキミ・ライコネン。ミック・シューマッハ、ニキータ・マゼピンの5台となった。なお、Q1のラストアタックでは角田裕毅がトップのルイス・ハミルトンから0.583秒差の5番手。2強4台に続く好タイムでのQ1突破となった。

続くQ2では決勝を想定し、レッドブル、メルセデス、アルファタウリ勢がミディアムタイヤで最初のアタックに入る。ここでルイス・ハミルトン、マックス・フェルスタッペン、バルテリ・ボッタスに続き、角田がミディアムで4番手タイムをマークする。

この後Q2はソフト勢のフェラーリもタイムを出し、ラストアタックを残してカルロス・サインツ、ハミルトン、フェルスタッペンという順番になった。フェルスタッペンはこのアタック中、ターン1のブレーキ失敗でタイヤにフラットスポットを作る状況に。これでフェルスタッペンはスタート時のタイヤをミディアムで行くのか、それともソフトのコンパウンドで再アタックするのか決断を迫られる状況に。結局フェルスタッペンはソフトタイヤで再びタイムを出しに行くこととなった。

Q2のラストアタックではレッドブル勢の2台がソフトタイヤでタイムを更新。1番手フェルスタッペン、2番手セルジオ・ペレスでQ2突破となり、レッドブルの2台はソフトタイヤでの決勝スタートとなった。

角田はQ2最初のタイムが8番手になり、ミディアムタイヤでのQ2突破は前レースに続いて2戦連続となる。また、僚友ピエール・ガスリーが12番手でQ2脱落となったため、角田は今季22戦目にしてようやく予選で同僚ガスリーを上回る結果を残した。このアブダビGPではFP1～FP3、そして予選Q1、Q2とすべてのセッションで角田はガスリーより上のタイムをマークしたことになる。

トップ10のグリッドを決めるQ3ではフェルスタッペンが僚友ペレスのスリップストリームを使って1:22.109のトップタイムをマーク。2番手ハミルトン、ペレス、ボッタスの順番で最初のアタックを終える。角田はボッタスを上回る4番手相当のタイムで周回するも、最終ターンのトラックリミット違反によりノータイムとなった。

Q3のラストアタックではハミルトンがフェルスタッペンのタイムに0.371秒及ばず、ポールポジションはフェルスタッペン、2番手ハミルトンというフロント・ローになった。

3番手ランド・ノリス、4番手ペレスが2列目に入り、5番手サインツ、6番手ボッタス、7番手シャルル・ルクレール、そして角田は1:23.220で8番手。9番手エステバン・オコン、10番手ダニエル・リカルドというグリッド順になった。

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