角田裕毅「中盤で戦えると思っていただけに残念」エミリア・ロマーニャGP予選Q1敗退を悔やむ…土曜日からの巻き返しに意欲｜F1

2022年のF1第4戦、エミリア・ロマーニャGPの予選を終え、アルファタウリの角田裕毅が金曜日のセッションを振り返った。

現地イモラは予選Q1でウェットからドライに変わるタイミングとなり、各マシンはソフトタイヤでタイムアタックを行った。アルファタウリ勢は路面状況が良化するセッション終盤にアタックできず、ライバル勢が終盤にタイムを更新していったこともあり、角田裕毅はルイス・ハミルトンと0.004秒差の16番手でQ2進出を逸した。

角田は僚友ピエール・ガスリーと近いタイミングでQ1のアタックを数回行い、いずれもガスリーを上回るペースでの周回を行った。だが角田16番手、ガスリー17番手となり、アルファタウリ勢は2台そろってQ1敗退となってしまう。

予選終了後、角田は「今週末の新しいアップデートもあり、中盤で戦えると思っていただけに残念」とQ1敗退を悔やんでいる。チームの公式メディアを通じて語った。

「かなりパフォーマンスで苦労し、望んでいたポジションを獲得することができず残念です。チャンスを最大限に生かすことができなかった」

「土曜はスプリントレース、日曜日は決勝があるので、まだ巻き返しに向けて多くの可能性がある。ここ、イモラは僕たちのホームトラックでもあります。今週末、できる限りのことをして、チャンスを最大限に活用したい。そうできることを願っている」

スプリントレースで角田は16番グリッドからのスタートに。昨季イモラでは予選、決勝ともにスピンを喫したこともあり、本領を発揮できず予選20位、決勝12位フィニッシュとなった。角田はスプリントレースで、16番グリッドからどこまで挽回できるのだろうか。

ヨーロッパでの今季初戦ながら、エミリア・ロマーニャGPは金曜のFPが1時間しかなく、路面状況も安定しないことから新たなアップデートが機能しづらい環境となった。スプリントレース、及び決勝において、新アップデートがアルファタウリに大きなプラスをもたらすのかが注目される。

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