角田裕毅、トルコGPでQ3進出＆9番手スタートも「もっと前のグリッドでスタートできたはず」｜F1

F1第16戦トルコGPの公式予選で7戦ぶりのQ3進出を果たした角田裕毅。Q3では10番手で、ルイス・ハミルトンの10グリッド降格に伴い、決勝では9番グリッドからのスタートとなった。

角田本人は「今日のパフォーマンスはちょっとガッカリしている」と不本意な内容だったと発言。チーム公式メディアを通じて予選を振り返った。

「マシンのペースはある程度良かったと思います。ただ、もっと前のグリッドからスタートできたはず。チームは素晴らしい仕事をしてくれましたが、残念ながらQ3でうまくラップをまとめることができませんでした」

「決勝ではソフトでのスタートが決まっていますが、これは他のマシンと大きく異なる戦略になるので、まずは今夜じっくりその準備を進めるつもりです。そして決勝では何ができるのかを突き詰め、可能な限りのことをして利用していきたい」

「トップ10に入ったことはポジティブな要素だと思っています。でも今週末、僕がすべき最大の目標は、ポイント圏内でフィニッシュすること。明日はスタートからいい形で臨めることを願っている」

チームのチーフレースエンジニア、ジョナサン・エドルズ氏は「ユウキは今週末、本当に良いステップアップをしたと思う。ユウキに少しでも良いポジションに進出をしてもらいたかった。だから彼はソフトのセットでQ2に挑んだ。ピエール（ガスリー）はQ2でミディアムをチョイスしたんだけどね。チームとしてもユウキがQ3に再び進出できてうれしく思うよ。両方のマシンをトップ10からスタートさせたかったし、それを実現できた」と語り、角田のQ3進出を喜んでいる。

決勝ではソフトタイヤを履き、9番手からスタートとなる角田。だが日曜日の決勝を前に、再び天候が崩れる可能性があるとの予報もあるだけに、決勝はドライなのか、ウェットになるのか、その点もレース展開に大きく影響を及ぼすことになりそうだ。

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