フェルスタッペンが混乱続きの“スパ・ウェザー”でPP獲得！2番手ラッセル、3番手ハミルトン…角田裕毅はQ1脱落17番手｜F1

F1第12戦ベルギーGPの公式予選が現地時間28日行われ、マックス・フェルスタッペンがポールポジションを獲得した。

現地はウェットコンディションにより、セッションのスタート時間がディレイとなり、予選Q1を迎えた。

各チームはインターミディエイトとウェットタイヤを使い分ける中、Q1ではセッション開始8分でインターミディエイトのジョージ・ラッセルとニコラス・ラティフィがワン・ツーとなる。そのタイムを見て、各チームインターミディエイトに履き替えてコースへと再び出る。そしてQ1で脱落となったのはアントニオ・ジョビナッツィ、角田裕毅、ミック・シューマッハ、キミ・ライコネン、ニキータ・マゼピンの5台となった。

Q2では路面が徐々に回復する中、シャルル・ルクレール、ラティフィ、カルロス・サインツ、フェルナンド・アロンソ、ランス・ストロールの5台が敗退となった。

予選セッションのQ3に入る直前、ここで再び雨が強くなるという予測不可能な“スパ・ウェザー”となった。各マシンはインターミディエイトかウェットタイヤの選択に迫られる。

セッション開始5分、ウェットタイヤでタイムを出しにいったランド・ノリスがオールージュを駆け上がる区間でスピンを喫しクラッシュ。ここでQ3は赤旗中断となった。

中断を経てセッション再開後、終盤にジョージ・ラッセルがトップタイムを叩き出す。だがその直後、最後のアタックでマックス・フェルスタッペンが1:59.765で最速を塗り替え、ポールポジションを獲得した。

2番手はウェットで驚異の走りを見せたラッセル。3番手ルイス・ハミルトン、4番手ダニエル・リカルド、5番手セバスチャン・ベッテル、6番手ピエール・ガスリー、7番手セルジオ・ペレス、8番手バルテリ・ボッタス、9番手エステバン・オコン、10番手はタイムなしのノリスとなった。

なお、ボッタスとストロールは前レース決勝で多重クラッシュの原因を創出したことにより、5グリッド降格となる。そのため、角田は予選17番手ながら決勝では16番グリッドからのスタートとなった。

第12戦ベルギーGP・予選結果
1／マックス・フェルスタッペン／レッドブル／1:59.765
2／ジョージ・ラッセル／ウィリアムズ／2:00.086
3／ルイス・ハミルトン／メルセデス／2:00.099
4／ダニエル・リカルド／マクラーレン／2:00.864
5／セバスチャン・ベッテル／アストンマーティン／2:00.935
6／ピエール・ガスリー／アルファタウリ／2:01.164
7／セルジオ・ペレス／レッドブル／2:02.112
8／バルテリ・ボッタス／メルセデス／2:02.502
9／エステバン・オコン／アルピーヌ／2:03.513
10／ランド・ノリス／マクラーレン／－
11／シャルル・ルクレール／フェラーリ／1:57.721
12／ニコラス・ラティフィ／ウィリアムズ／1:58.056
13／カルロス・サインツ／フェラーリ／1:58.137
14／フェルナンド・アロンソ／アルピーヌ／1:58.205
15／ランス・ストロール／アストンマーティン／1:58.231
16／アントニオ・ジョビナッツィ／アルファロメオ／2:02.306
17／角田裕毅／アルファタウリ／2:02.413
18／ミック・シューマッハ／ハース／2:03.973
19／キミ・ライコネン／アルファロメオ／2:04.452
20／ニキータ・マゼピン／ハース／2:04.939

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