フェルスタッペン、PU交換で最後尾スタート確定も「ここですべてが決まるわけではない。頂点に近いのは僕ら」｜F1

第15戦ロシアGPのフリー走行2回目セッション中、レッドブルはマックス・フェルスタッペンのマシンについて、パワーユニット交換を行ったことを公表した。

今季4基目となる新たなパワーユニットに交換したことに伴い、フェルスタッペンはロシアGPでの最後尾スタートが確定。第14戦イタリアGPではルイス・ハミルトンとターン1～2で接触し、ロシアGPでは決勝3グリッドペナルティを科されていたが、それとは関係なく後方からのスタートとなった。

フェルスタッペンはFP2のセッション終了後「まずはこのペナルティをどこかで消化する必要があると思っていた」と語っている。イギリス『ガーディアン』がその言葉を伝えた。

「パワーユニットの交換でロシアGPはペナルティを受けることとなるが、ここでなくとも、いずれにしろどこかのレースで消化する必要があると思っていた。だけどそれがこのレースで行うことになった。そのうえでレースではできる限りのことをするつもりだよ」

「このレースですべてが決まるわけではない。僕らにはまだまだ多くのレースがあるし、頂点に一番近いのは僕らだと思っている」

レッドブルのアドバイザー、ヘルムート・マルコ氏も「今回のロシアGPでは土曜日に雨が降る可能性がある。いろんな想定を踏まえて、このような決断に至った」と説明している。

「もちろんこのようなペナルティはダメージが大きい。だが、それは今後メルセデスにも同じようなパワーユニット交換が発生するはず」

ルイス・ハミルトンに対して5ポイントリードでロシアGPを迎えたフェルスタッペン。決勝ではパワーユニット交換により後方からのスタートとなったが、果たしてどのポジションまで巻き返すことができるのか。

土曜日のセッションではウェットコンディションになる可能性も高いと見られるだけに、まずは予選でどのようなグリッド順になるのかが焦点となりそうだ。

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