【動画】角田裕毅「鈴鹿で走るのは本当に夢」F1ドライバーとして初の母国レース、日本GPへの特別な思いを明かす｜WEDNESDAY F1 TIME

アルファタウリの角田裕毅が、今季第18戦（10月9日決勝）に予定されている日本GPに向け、照準を定めた。

角田は『DAZN』の『WEDNESDAY F1 TIME #21 Part2』にリモートインタビューで出演。角田にとって師である中野信治氏、番組MCのサッシャ氏がインタビュアーを行った。

2021年にF1デビューを果たした角田。7年ぶりの日本人F1ドライバーになったこともあり、本人は昨季鈴鹿で行われる日本GPに並々ならぬ意欲を示していた。だが昨今の感染症事情もあり、2021年は日本GP開催が断念となった。

そして迎えた2022年は、2019年以来3年ぶりの鈴鹿開催が控えている。角田本人は「日本グランプリは格別ですよね」と語り、鈴鹿凱旋に向けて並々ならぬ意気込みを示している。

「やっぱりF1ドライバーになるというのは夢でしたけど、F1ドライバーとして、鈴鹿の、日本のファンの皆さんの前で走るっていうのは本当に夢でした。鈴鹿は好きなコースなので、本当に楽しみにしています」

すると角田は「中野さんにちょっと聞きたいんですけど……。どうでしたか？FP1から走らせて、変わらないですか？」と母国GPを迎えることについて、大先輩に尋ねている。

中野氏は「それこそたくさんあるグランプリの一つだとインタビューでは答えていたけど、やっぱり……わかるじゃない。日本に帰って、ファンの前で走るってイメージしただけで興奮するし、アガってくるし、いいところを見せたいと思うし。特別なものであることは間違いないと思うんで、本当に楽しみにしておいたらいいと思う。本当にたくさんの人たちが裕毅の応援に来てくれて、それがすごくパワーになる。裕毅にとっては得意な鈴鹿だし、間違いなくこのまま正常進化していってくれれば、この鈴鹿で確実にいい走りを見せてくれるってこちら側も想像できているから。頑張ってね！」と返答。後輩に期待を寄せつつ、エールを贈った。

師である中野氏の言葉を受けて、角田は笑顔を見せながら次のように返している。

「今でも想像しているんです。ピットから出て、アウトラップがあってゆっくり走るじゃないですか。その時に慣れるというか、興奮している自分を慣れさせ、どうやってアタックラップに行こうとするのか、そういったシミュレーションを何回もしている。本当に楽しみです」

角田にとって鈴鹿は慣れ親しんだサーキット。F1ドライバーになってから初めてとなる母国グランプリを迎える。そのトラックでマシンを走らせることを何度となく想像していたと明かしたように、日本GPは大きな夢が一つ叶う瞬間でもある。

3年ぶりの日本GPまであと2カ月を切った。角田にとってはスタンドに詰めかけた日本のF1ファンから受ける応援、大歓声が待ちきれない模様だ。

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