ダニエル・リカルド「別れを告げることになった」今季限りのマクラーレン離脱に正式合意！チーム幹部や僚友ノリスがリカルドに感謝の言葉｜F1

マクラーレンF1チームは現地時間24日、今季限りでダニエル・リカルドがチームから去ることを公表した。

リカルドは2021年より3年契約でマクラーレンに加入。2023年まで契約を残していたが、チームとリカルド本人は契約を1年早く解消することで合意に至ったという。

リカルド本人は「過去2シーズン、マクラーレン・レーシングでファミリーの一員になれたことは光栄だった」と感謝の言葉を述べている。

「ザック（ブラウンCEO）とアンドレアス（ザイドル代表）と、数カ月にわたって話し合ってきた。その結果、僕らは契約を早期解消することで合意した。今季限りで別れを告げることになったよ」

「自分のこれからについてはいずれ発表する予定だ。ただ、自分がどのような次の章を迎えるにしても、今回の決断に悔いはない。自分がマクラーレンでやってきたことを誇りに思っている。とりわけ、昨季モンツァで勝利したことは格別だった」

「マクラーレンのみんなと一緒に仕事をすることを心から楽しんできた。シーズンの残りを一緒に楽しみながら、トラックの内外で全力を尽くすつもりだよ。激しい競い合いの中でも、自分がこの大好きなスポーツの一部になりたいという気持ちはこれまで以上に高まっている。次に何が起こるかを楽しみにしているよ」

ブラウンCEOは「ダニエルと、もっと多くのことを成し遂げたいと願っていた。それは紛れもない事実。彼がマクラーレンのドライバーとして表彰台の最上段に立った出来事は、素晴らしいハイライトだった。彼の今後の健闘を祈るとともに、今季残りのシーズンを最後まで一緒に楽しみながら戦いたい」と、オーストラリア人ドライバーに感謝の言葉を贈った。

僚友ランド・ノリスも「ダニエルと素晴らしい時間を過ごした。昨季のモンツァでは強烈な印象を残し、ここ2シーズンはマシンの外でも笑い声の絶えない時間だった。あなたと一緒に仕事ができたことは自分にとって大きな喜びだった。ダニエルの今後について、ご多幸を祈っている」とチームメイトを労った。

なお、マクラーレンの来季シートはこれでランド・ノリスのみ確定となり、1つは空席となっている。

すでにアルピーヌの来季レギュラー昇格を断ったオーストラリアの後輩、リカルド・ピアストリが代役の有力候補として伝えられているが、果たして来季マクラーレンのレギュラードライバーとなるのは誰になるのか。後任は近日中にも発表されることとなりそうだ。

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