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【動画】フェルスタッペンが母国オランダGPを制し今季10勝目!昨季勝利数に並ぶ…難解なタイヤ戦略が明暗を分けて2位ラッセル、3位ルクレール…角田裕毅はリタイア|F1

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【動画】フェルスタッペンが母国オランダGPを制し今季10勝目!昨季勝利数に並ぶ…難解なタイヤ戦略が明暗を分けて2位ラッセル、3位ルクレール…角田裕毅はリタイア|F1DAZN
【F1 最新ニュース】オランダGPが行われ、フェルスタッペンが今季10勝目をマークしている。
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2022年のF1第15戦オランダGP決勝が現地時間4日行われた。

現地ザントフォールトはドライコンディションで決勝レース時間を迎えた。各ドライバーは第1スティントに多くがソフトをチョイス。メルセデス2台、ランド・ノリス、ミック・シューマッハらがミディアムを選択している。9番グリッドスタートの角田裕毅はユーズドのソフトを選んだ。

ブラックアウト後に上位勢で順位の入れ替わりはなく、フェルスタッペン、シャルル・ルクレール、カルロス・サインツ、ルイス・ハミルトン、セルジオ・ペレスの順番でオープニングラップを終えた。角田はエステバン・オコンとランス・ストロールに抜かれ、11番手に順位を落としている。

2周目のターン3でケビン・マグヌッセンがコースアウトし、最後尾に順位を落とした。

レースはフェルスタッペンが2番手ルクレールとのタイム差を1秒以内に寄せ付けない位置で走行。

10/72周を超えたあたりから、ソフトタイヤのデグラデーションが大きく、各ドライバーは続々最初のタイヤ交換に入っていく。角田も14周目にソフトからミディアムにつないだ。

サインツとペレスは同じタイミングでピットに入るも、サインツは左リアのタイヤをピットクルーが出していないという状況に。さらにフェラーリはタイヤガンをレーン近くに置いたままで、タイヤ交換を済ませたペレスがその上を乗り上げて通過することに。

ほとんどのドライバーがタイヤを交換した一方、第1スティントにミディアムを選んだメルセデスの2台のみがロングラン。30/72周目にルイス・ハミルトンがミディアムからハードにつなぎ、僚友ジョージ・ラッセルも32周目にハードへと変える。これでメルセデス勢は2台そろってこの時点の1ストップ想定となった。

角田は11番手を走行し、タイヤ交換直後は12番手ピエール・ガスリーから追われる状況だった。だがその後のレースペースは角田のほうが好調で、角田が徐々にガスリーを離している展開となる。

メルセデス勢はハードタイヤに変更後、ミディアムよりもハードのほうがレースペースが速く、ファステストラップを連発しながら周回を重ねる。メルセデスは最後まで走り切る前提であるため、タイヤ交換を控えているフェルスタッペンは、約18秒後方のハミルトンを意識しながら周回する状況に。

43/72周目、角田はハードの第3スティントにつないだ。第2スティントのミディアムを引っ張ったことから、僚友ガスリーの後ろでコース復帰となっている。その直後、角田はターン5付近でコースオフしてタイヤの異変を主張。その後スロー走行で一度ピットに戻り、ソフトタイヤに履き替えてシートベルトを着け直す。30秒以上のピットストップを経て今一度トラックに出るも、リアのデフ(ディファレンシャルギア)が壊れていると無線で連絡し、コース脇にマシンを止めた。

これでレースはバーチャルセーフティーカーとなり、タイヤ未交換組はこぞってピットインを行う。フェルスタッペンがミディアムからハードの第3スティントに入った一方で、メルセデス勢は1ストップ作戦を辞め、ハードからミディアムの第3スティントに切り替えた。

グリーンフラッグとなった50/72周目時点で上位勢はすべて2度のタイヤ交換を終え、トップはフェルスタッペン。2番手は16秒後方にハミルトン、その6秒後ろに3番手ラッセル、8秒差で4番手ペレスという順番になった。角田の誘発したバーチャルセーフティーカーにより、結果的にフェルスタッペンはこの時点で大きく得する形に。

55/72周目、バルテリ・ボッタスがホームストレートエンドでマシンをストップさせ、これでセクター1&3はイエローフラッグに。そしてここからセーフティーカー導入となった。

ここでフェルスタッペンは急遽ソフトタイヤにチェンジ。ピットアウト後はハミルトン&ラッセルに抜かれ、3番手でコース復帰となった。ルクレール、ペレスもタイヤチェンジ。するとフェルスタッペンの前に出たラッセルも、チームにソフトタイヤ変更を希望し、ソフトの最終スティントに切り替えた。

一方でハミルトンはミディアムのままで走行。これでトップはミディアムのハミルトン、2番手にソフトのフェルスタッペン、3番手ソフトのラッセル、4番手ソフトのルクレールという並びになり、それぞれが最後まで走り切る展開となった。メルセデスは対フェルスタッペンを意識し、ハミルトンとラッセルのどちらかに今季初優勝をさせるため、積極策へと出る形に。

ラップダウンのマシンはセーフティーカーの追い抜きが許され、これで上位勢のタイム差はほぼなくなる。61/72周目でセーフティーカーエンドとなり、ローリングスタートでレース再開となった。すると最初のターン1で2番手フェルスタッペンは抜群の加速を見せてハミルトンを抜き、トップに躍り出た。

フェルスタッペンはここからファステストラップを連発し、2番手ハミルトンを突き放しにかかった。64周目のホームストレートで、ラッセルはハミルトンをパスして2位浮上。メルセデスとしてはタイヤのコンパウンドが1段階柔らかいラッセルを先に行かせる形となっている。

3番手走行のハミルトンはライバルに比べてペースが伸び悩み、67周目にはルクレールに抜かれて順位を4番手に落とした。

トップのフェルスタッペンは2番手ラッセルを寄せ付けず、3~4秒の間隔をキープ。そのままフィニッシュチェッカーを受け、今季10勝目をマークした。フェルスタッペンは2021年にマークした年間勝利数に並んだことになる。

あわや初優勝も感じさせたラッセルは2位。そして3位ルクレールまでが表彰台に上がった。4位ハミルトンとなり、サインツは5番手でフィニッシュを果たすも、ピットでのアンセーフリリースで5秒加算となり、8位まで順位を落とした。

5位ペレス、6位フェルナンド・アロンソ、7位ランド・ノリス、8位サインツ、9位エステバン・オコン、10位ランス・ストロールまでが入賞となっている。

ドライバーズポイントではフェルスタッペンが310ポイントでトップ独走。ルクレールが総合2位の座を取り戻すも、3位ペレスと同ポイントの201点となっており、フェルスタッペンとの差は109点差まで開いている。

第15戦オランダGP決勝結果

1/マックス・フェルスタッペン/レッドブル
2/ジョージ・ラッセル/メルセデス
3/シャルル・ルクレール/フェラーリ
4/ルイス・ハミルトン/メルセデス
5/セルジオ・ペレス/レッドブル
6/フェルナンド・アロンソ/アルピーヌ
7/ランド・ノリス/マクラーレン
8/カルロス・サインツ/フェラーリ
9/エステバン・オコン/アルピーヌ
10/ランス・ストロール/アストンマーティン
11/ピエール・ガスリー/アルファタウリ
12/アレクサンダー・アルボン/ウィリアムズ
13/ミック・シューマッハ/ハース
14/セバスチャン・ベッテル/アストンマーティン
15/ケビン・マグヌッセン/ハース
16/チョウ・グァンユ/アルファロメオ
17/ダニエル・リカルド/マクラーレン
18/ニコラス・ラティフィ/ウィリアムズ
-/バルテリ・ボッタス/アルファロメオ
-/角田裕毅/アルファタウリ

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第2戦サウジアラビアGP 3月25日(金) ~26日(土)3月27日(日)
第3戦オーストラリアGP 4月8日(金) ~4月9日(土)4月10日(日)
第4戦エミリア・ロマーニャGP 4月22日(金) ~ 23日(土)4月24日(日)
第5戦マイアミGP 5月6日(木) ~7日(土)5月8日(日)
第6戦スペインGP 5月20日(金) ~21日(土)5月22日(日)
第7戦モナコGP 5月27日(金) ~ 28日(土)5月29日(日)
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第10戦イギリスGP 7月1日(金) ~ 2日(土)7月3日(日)
第11戦オーストリアGP 7月8日(金) ~9日(土)7月10日(日)
第12戦フランスGP 7月22日(金) ~23日(土)7月24日(日)
第13戦ハンガリーGP 7月29日(金) ~ 30日(土)7月31日(日)
第14戦ベルギーGP 8月26日(金) ~ 27日(土)8月28日(日)
第15戦オランダGP 9月2日(金) ~3日(土)9月4日(日)
第16戦イタリアGP 9月9日(金) ~ 10日(土)9月11日(日)
第17戦シンガポールGP 9月30日(金) ~10月 1日(土)10月2日(日)
第18戦日本GP 10月7日(金) ~ 8日(土)10月9日(日)
第19戦アメリカGP 10月21日(金) ~ 22日(土)10月23日(日)
第20戦メキシコGP 10月28日(金) ~ 29日(土)10月30日(日)
第21戦サンパウロGP 11月11日(金) ~ 12日(土)11月13日(日)
第22戦アブダビGP 11月18日(金) ~ 19日(土)11月20日(日)