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角田裕毅オランダGP不運のリタイアが発端に。姉妹チーム・レッドブルの女性参謀ハンナに誹謗中傷の嵐…アルファタウリが憎悪に対する非難声明|F1

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角田裕毅オランダGP不運のリタイアが発端に。姉妹チーム・レッドブルの女性参謀ハンナに誹謗中傷の嵐…アルファタウリが憎悪に対する非難声明|F1DAZN
【F1 最新ニュース】オランダGP角田裕毅のリタイアを発端に、レッドブルの戦略責任者ハンナ・シュミッツに対する誹謗中傷が。アルファタウリがこれらのメッセージに対して非難している。
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アルファタウリF1チームは現地時間5日、レッドブルのプリンシパル・ストラテジー・エンジニア、ハンナ・シュミッツに対する誹謗中傷について、抗議の声明を明らかにしている。

チーム公式メディアを通じて「我々アルファタウリはレッドブル・レーシングの戦略責任者、ハンナ・シュミッツに向けられた数々の非礼な言葉に失望している」とのメッセージを発した。

「このような憎悪に満ち溢れた状況は、とても容認できるものではない。(レッドブルとアルファタウリによる)不正行為との指摘もまったく事実と異なるものであり、ハンナと我々アルファタウリ、両方に対してのリスペクトを欠いている」

「我々は常に一つのチームとして公正に、最高レベルの敬意とスポーツマンシップを持ち、この競技での戦いを続けてきた」

「ユウキ(角田)はチームがすぐに発見できなかったトラブルに見舞われ、コース脇でストップした。このケースについて、異なる狙いがあったかのような示唆は無礼であり、断じて間違っていることだ」

レッドブルの女性参謀ハンナ・シュミッツに誹謗中傷が寄せられる事態になったきっかけは、第15戦オランダGPのレース中にあった。

ザントフォールトはタイヤのデグラデーションが顕著であることから、決勝レースでは各チームともにタイヤ&ピット戦略がカギに。メルセデス勢は2台ともスタートからミディアムを履き、第1スティントからロングランを敢行した。

30/72周目にルイス・ハミルトンがミディアムからハードにつなぎ、僚友ジョージ・ラッセルも32周目にハードへと変える。この時点でメルセデス勢のみが1ストップ作戦となり、他のチームはすべて2ストップ以上の見通しに。43/72周目に角田裕毅がハードの第3スティントに入ると、ここから戦局が変わった。

角田はピットアウトしたあとにマシンの異変を訴え、一度コース脇にマシンをストップさせる。チームからの指示を受けてピットまでスロー走行で戻った角田は、今度はハードからソフトへと変更した。

今一度ピットから出るも、角田のマシンは問題解決に至っておらず、チーム側はここでディファレンシャルに問題があることを告げ、角田にすぐさまマシンをストップさせた。角田はセクター1区間のコース脇でマシンを停車したことから、これでレースはバーチャルセーフティーカーに。

ここでタイヤ交換のタイミングを見計らっていたドライバーは、一斉にピットインを行った。すでに最後まで走り切る想定だったメルセデスにとっては、バーチャルセーフティーカーで損をする形となる。

グリーンフラッグとなった50/72周目時点で上位勢はすべて最後まで走りきれるタイヤ状況となり、トップはフェルスタッペン。2番手は16秒後方にルイス・ハミルトン、その6秒後ろに3番手ジョージ・ラッセル、8秒差で4番手セルジオ・ペレスという順番だった。角田が誘発したバーチャルセーフティーカーにより、この時点で最も得をしたのはフェルスタッペンだった。

F1オランダGP決勝の国際映像はバーチャルセーフティーカー中、レッドブルのハンナが笑顔の表情でいるところを大写しに。これがライバルチームを応援するファンの怒りに触れ、レッドブルグループとして角田裕毅のリタイアには、作為的な狙いがあったのではないかという陰謀論が巻き起こる事態となっていた。

なお、その後55/72周目バルテリ・ボッタスもコース脇にマシンをストップさせたことから、終盤にはセーフティーカーとなり、再び戦局は大きく変化。ここから各マシンの間隔が詰まったために、セーフティーカー明けの61周目からテイル・トゥ・ノーズの激しいバトルが行われた。

オランダGPの終了後はハンナ・シュミッツに対するものだけでなく、アルファタウリや角田裕毅のSNSにも一部過激なファンによる誹謗中傷が実際に書き込まれる事態となっている。

思わぬ形でオランダGPリタイアとなった角田だったが、レース後はさらに予期せぬ騒動へと巻き込まれる状況に。アルファタウリは陰謀論が事実とは異なると完全否定したうえで、不当な誹謗中傷が多く寄せられていることについても明確に非難する姿勢を示している。

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第2戦サウジアラビアGP 3月25日(金) ~26日(土)3月27日(日)
第3戦オーストラリアGP 4月8日(金) ~4月9日(土)4月10日(日)
第4戦エミリア・ロマーニャGP 4月22日(金) ~ 23日(土)4月24日(日)
第5戦マイアミGP 5月6日(木) ~7日(土)5月8日(日)
第6戦スペインGP 5月20日(金) ~21日(土)5月22日(日)
第7戦モナコGP 5月27日(金) ~ 28日(土)5月29日(日)
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第9戦カナダGP 6月17日(金) ~ 18日(土)6月19日(日)
第10戦イギリスGP 7月1日(金) ~ 2日(土)7月3日(日)
第11戦オーストリアGP 7月8日(金) ~9日(土)7月10日(日)
第12戦フランスGP 7月22日(金) ~23日(土)7月24日(日)
第13戦ハンガリーGP 7月29日(金) ~ 30日(土)7月31日(日)
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第16戦イタリアGP 9月9日(金) ~ 10日(土)9月11日(日)
第17戦シンガポールGP 9月30日(金) ~10月 1日(土)10月2日(日)
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第19戦アメリカGP 10月21日(金) ~ 22日(土)10月23日(日)
第20戦メキシコGP 10月28日(金) ~ 29日(土)10月30日(日)
第21戦サンパウロGP 11月11日(金) ~ 12日(土)11月13日(日)
第22戦アブダビGP 11月18日(金) ~ 19日(土)11月20日(日)