ガスリーが自身の去就に「もうすぐ結論が出る」と明かす…「ユウキと一緒に移籍するよ」と冗談も。日本への特別な思いも口に｜WEDNESDAY F1 TIME

アルファタウリのピエール・ガスリーが、来季の去就について「交渉中だよ」と語り、アルファタウリ退団が間近に迫っていることを示唆している。

『DAZN』の『WEDNESDAY F1 TIME #28』にガスリーは僚友角田裕毅とともに出演。すでにガスリーは現行契約を履行するとして、アルファタウリ来季残留が発表されている状況だ。だが、他チームのシート争いが活発化し、アルファタウリから去るのではないかともうわさされている。

フェルナンド・アロンソの離脱するアルピーヌへとガスリーが移籍するのではないかと言われており、モンツァで一躍評価を上げた2019年のF2王者ニック・デ・フリースとともに、フランス人ドライバーはアルピーヌの新ドライバー候補に浮上していた。

ガスリーは来季の動向について問われると「その話は彼（角田）に聞いてくれよ。チームメートは僕がいいかい？」と角田に振っている。

すると角田は「当然だよ。僕らはいつも一緒さ」と返答。

ガスリーは「もし自分が（アルファタウリから）去るのなら、どこに行くにしてもユウキと一緒に移籍するよ」と笑いながら語った。だが実際には間もなく明らかになるであろう旨を口にしている。

「もうすぐ分かると思う。現在、話し合いや交渉が進んでいるんだ。すぐに結論が出ることになるはずさ。どうなるか見てみよう」

番組MCであるサッシャ氏が「日本にはあなたのファンが多くいます。どのような結論になっても、あなたの決断を尊重するし、応援します」と伝えると、ガスリーは日本への特別な思いを語り始めた。

「2017年にスーパーフォーミュラで来日して以来、自分にとって日本は特別な場所になりました」

「あのとき、僕に初めてレースファンができたんだ。今では日本のほうが（母国の）フランスよりも応援してくれる人が多いんじゃないかな」

「僕の心の中には常に日本がある。ここに戻ってくるたび、最高の応援をしてもらえるんだ。日本のファンには心から感謝しているよ」

ガスリーは「3年ぶりに鈴鹿で走れることにワクワクしているんだ、本当に恋しかったからね」と語り、鈴鹿でのF1レースを待ち望んでいたと述べている。

間もなく迎える日本GPについてフランス人ドライバーは「雨が降るといいね」とウェットコンディションでのレースを望んでいると明かした。

「ウェットは得意だし、今季は雨のレースが毎回チャンスにつながっている。それに、最近僕らのマシンはウェットのほうが挙動を理解しやすいんだ」

ガスリーは「現在コンストラクターズ争いでアストンマーティン、ハースと競っている状況だ。彼らを追い抜くためには2人そろって多くのポイントを奪う必要がある」と続け、僚友角田裕毅とそろっての入賞が重要だと説いている。

「大量ポイントがほしい。そのために（自分と角田どちらも得意としている）鈴鹿は最適なサーキットだ」

これまでのレースキャリアはホンダとも深く携わってきたこともあり、日本に特別な思い入れがあるというガスリー。果たして鈴鹿での日本GPでは結果を示すことができるのだろうか。ガスリーが望んでいるように、日曜日の鈴鹿は雨が降る可能性はかなり高いとの予報も出ている。

不透明になっているガスリーの来季去就についても、間もなく定まる可能性が高いだけに、引き続きその動向も注目される。

関連記事

DAZNについて

DAZNなら好きなスポーツをいつでも、どこでもライブ中継&見逃し配信！今すぐ下の記事をチェックしよう。

●  【番組表】直近の注目コンテンツは？
●  【お得】DAZNの料金・割引プランは？