デ・フリース「チャンスを与えてくれたアルファタウリに感謝」来季角田裕毅とコンビ…待望のレギュラーシート獲得に歓喜｜F1

アルファタウリF1チームは8日、2023年のドライバーとしてニック・デ・フリースを迎え入れることになったと公表した。

同日、ピエール・ガスリーは来季のアルピーヌ移籍が正式に決まった。時同じくしてアルファタウリはデ・フリースの起用を明らかにしている。オランダ人ドライバーは次のような言葉を述べ、アルファタウリ入りについて喜んでいる。

「2023シーズンのスクーデリア・アルファタウリ加入について、大きな興奮を覚えているよ。F1でドライブするチャンスを与えてくれたレッドブル、そしてスクーデリア・アルファタウリに感謝したい」

「F2のあと、僕はモータースポーツにおいて別の道を歩んできた。それでもF1の舞台は夢であり続けていた。なので、その夢を叶えることができて嬉しく思っている」

「2022シーズンはF1マシンをドライブするチャンスを数多く得られていたので、これらの経験が2023シーズンに向けて良い影響を与えたと思っているし、これからの自分の助けになってくれることを願うよ。イタリアはカートのために10代の大半を過ごした国なので地元のように感じているんだ。イタリアのチームに加入できて良かったし、すでに親しみを覚えているよ。チームのみんなとコミニュケーションを深め、次のシーズンに向けて関係を築き上げていくことを楽しみにしている」

1995年生まれ、現在27歳のオランダ人ドライバー、デ・フリースは2019年にF2で総合王者となる。だがF1ではレギュラーのシートが空いていなかったことから、フォーミュラEに参戦し、異なるコンペティションながら頂点に立った。

2022年はメルセデスのリザーブドライバーを務める一方、イタリアGPでは虫垂炎となったアレクサンダー・アルボンの代役として、ウィリアムズからスポット参戦で待望のF1デビュー。同レースではいきなり9位入賞を果たし、評価を高めていた。

これで2023年、アルファタウリのドライバーラインナップは角田裕毅＆デ・フリースに決定した。

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