角田裕毅、レッドブル創業者マテシッツ氏の訃報に「彼に喜んでもらえるレースを」4脱＆予選Q2敗退には「攻めた結果で大きな間違いではない」｜F1

2022年F1第19戦アメリカGPの予選を終え、アルファタウリの角田裕毅が土曜日の予選セッションを振り返っている。

アルファタウリ勢はオースティンではなかなか上位タイムをマークすることができず、ピエール・ガスリー＆角田ともにトラック上で突風が吹いていたこともあり、ブレーキングポイントの探りで苦労していた模様。

予選で角田、ガスリーともにQ2進出を果たすが、角田はQ2のラストアタックでトラックリミット違反となり、ベストタイムが抹消。角田はQ2において15番手でQ3進出を逸している。

角田はチームの公式メディアを通じて「今日の予選はとてもフラストレーションを感じる結果だった」だったと振り返っている。

「アタックラップではトラックリミットを超えてしまいましたが、限界まで攻めないとQ3進出は絶対に無理だし、それを実現できるペースもなかった。なので大きな間違いではなかったと思っている」

「今夜はしっかりデータを分析して、今のマシンで何ができるのか、なんとか見つけ出したい。レースでは可能な限りプッシュして、ポイントでフィニッシュできるように頑張りたい」

そして予選の前にはレッドブルの共同創業者であり、同チームのレース活動に多大な貢献を果たしたディートリッヒ・マテシッツ氏の訃報が入ってきた。享年78歳。角田はマテシッツ氏の死を悼んでいる。

「予選前に、残念なニュースを知った。マテシッツさんがお亡くなりになりました」

「初めて（マテシッツ氏と）話したのはF2オーストリアの時、電話で応援の言葉をいただきました。彼はモータースポーツに情熱を抱かれていて、すごく優しい方という印象がありました。大きな感謝、そして明日は彼に喜んでもらえるようなレースにしたい」

アメリカGP予選で角田は15番手だったが、他のマシンのグリッド降格により13番グリッドからのレーススタートになるとF1公式でアナウンスされている。昨季9位のオースティンで2年連続のポイントゲット、今季13レースぶりの入賞となるのか注目したい。レッドブルの創業者、故マテシッツ氏のためにも、結果で示したいところ。

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