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ラッセルがサンパウロGPでF1初優勝&1-2でメルセデス今季初V!3位サインツ、レッドブル勢6-7…角田裕毅はSC中の不可解裁定で周回遅れ17位|F1

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ラッセルがサンパウロGPでF1初優勝&1-2でメルセデス今季初V!3位サインツ、レッドブル勢6-7…角田裕毅はSC中の不可解裁定で周回遅れ17位|F1DAZN
【F1 最新ニュース】第21戦サンパウロGP決勝が行われた。
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2022年F1第21戦サンパウロGP決勝が現地時間13日行われた。

現地インテルラゴスはドライコンディションで路面温度が50度近くとなり、タイヤへの負担が厳しい状況となった。なお、スプリントレース16位の角田裕毅は、マシンのコンポーネントを変更したことによって決勝ではピットレーンスタートとなっている。

タイヤはメルセデス&レッドブルがソフト、フェラーリ勢がミディアムを第1スティントに選んでいる。ピットスタートの角田はミディアムをチョイスした。

レースがブラックアウトとなり、ポールスタートのジョージ・ラッセルがトップでターン1に飛び込む。2番手ルイス・ハミルトン、3番手マックス・フェルスタッペン、4番手セルジオ・ペレスとグリッド順そのままとなった。

するとオープニングラップのターン8で、ケビン・マグヌッセンとダニエル・リカルドが接触し、すぐさまセーフティーカー導入となる。そしてマグヌッセン、リカルドは両者リタイアとなった。

7/71周目よりセーフティーカーエンドとなり、ローリングスタートでレース再開。ターン1の飛び込みでフェルスタッペンがハミルトンを抜きにかかるも、両者が軽く接触しパーツが飛んだ。フェルスタッペンはすぐさまピットインを行っている。ハミルトンは8番手でレース続行となった。後にフェルスタッペンには5秒のタイムペナルティが課されている。

そして7周目のターン7ではシャルル・ルクレールがランド・ノリスと接触してコースアウト。バリアに軽く当たったものの、最後尾でレース復帰となっている。ノリスにも5秒のタイム加算が発表された。

11/71周目時点でトップはラッセル。以下ペレス、カルロス・サインツ、ノリス、セバスチャン・ベッテル、ハミルトン、ピエール・ガスリーという順番に。ハミルトンは接触によるダメージがほとんどなく、15周目には4番手まで順位を押し上げた。

3番手走行中のサインツは18/71周目にミディアムからソフトにスイッチし、第2スティントに入る。角田も22周目にソフトに変更した。

ラッセルがトップを快走し、23/71周目には2番手ペレスとの差を3秒まで広げる。ペレスの6秒後方で3番手ハミルトンが追うという状況となった。ペレスは24周目にミディアムへとつなぎ、次の25周にはラッセルもそれに合わせてミディアムへと変更している。

29周目の終わりまでソフトで粘ったハミルトンは、ここでようやくピットに。これで上位勢はすべて第2スティントに入り、トップはラッセル。2番手は5秒後方でペレス。そこから3秒差でサインツ、その7秒後ろの4番手でハミルトンはコースに復帰した。

タイヤのデグラデーションが大きい状況でもあり、37/71周目にはサインツがミディアム、ソフトからのミディアムとつなぎ、第3スティントに入った。

メルセデス勢はミディアムの第2スティントでロングランを行い、ラッセルは後方の僚友ハミルトンを意識して最後のスティントにソフトを選んで逃げ切るプランをチーム無線で伝える。

45周目のストレートエンドでハミルトンがペレスを抜き、2番手に浮上。これでメルセデスが1-2となった。

ハミルトンは49/71周目にソフトへと変更。ペレスのアンダーカットを防ぐ目的でピットインを行った。その次の50周目にはラッセルもソフトタイヤにチェンジし、これで上位勢は何かがない限り最後まで走り切る流れとなっている。

トップはラッセルで、2秒後方に2番手サインツ。その5秒後ろに3番手ハミルトン、さらに5秒差で4番手ペレスという順番になった。

52周目、ターン10過ぎでノリスがマシントラブルにより動けず、レースはここでバーチャルセーフティーカーとなった。このタイミングでタイヤ交換をするドライバーも続出。2番手走行中のサインツもソフトの第4スティントに切り替え、ペレスの後方9秒となる4番手でコースに戻った。

すると55周目、バーチャルセーフティーカーからセーフティーカーに切り替わり、これで隊列が一気に詰まる状況となった。

ラップダウンのマシンにはセーフティーカー追い抜きが許されたものの、対象はウィリアムズの2台のみで、なぜか角田には追い抜き許可がアナウンスされない事態となっている。これで角田はセーフティーカーの状況下でラティフィに抜かれ、ラップダウンのまま最下位となった。

60周目からローリングスタートで、ラッセル、ハミルトン、ペレス、サインツ、ルクレールの順番で再開となった。

ミディアムのペレスはペースに伸び悩み、64周目にはルクレール、65周目にはフェルナンド・アロンソに抜かれて6番手までポジションを落としてしまった。これで1-2がメルセデス、3-4がフェラーリとなる。

優勝争いはラッセルvsハミルトン、事実上メルセデスのマッチレースとなり、ラッセルがハミルトンとの差を1秒離して周回を重ねていく。

結局レースはラッセルがハミルトンをDRS圏内の1秒以内に寄せ付けず71周のフィニッシュチェッカーを受け、キャリア81戦目で待望のF1初優勝を果たした。2位ハミルトンでメルセデスが1-2フィニッシュとなっている。メルセデスにとっては22レース中21戦目で2022年初Vとなった。

3位サインツ、4位ルクレールとフェラーリ勢が続いた。5位アロンソ、6位フェルスタッペン、7位ペレス、8位エステバン・オコン、9位バルテリ・ボッタス、10位ランス・ストロールまでがポイントを手にしている。

角田は結局ラップダウンのままでセーフティーカー追い抜きがアナウンスされなかったことにより、唯一の周回遅れとなる最下位17位完走となった。

第21戦サンパウロGP決勝結果

1/ジョージ・ラッセル/メルセデス
2/ルイス・ハミルトン/メルセデス
3/カルロス・サインツ/フェラーリ
4/シャルル・ルクレール/フェラーリ
5/フェルナンド・アロンソ/アルピーヌ
6/マックス・フェルスタッペン/レッドブル
7/セルジオ・ペレス/レッドブル
8/エステバン・オコン/アルピーヌ
9/バルテリ・ボッタス/アルファロメオ
10/ランス・ストロール/アストンマーティン
11/セバスチャン・ベッテル/アストンマーティン
12/チョウ・グァンユ/アルファロメオ
13/ミック・シューマッハ/ハース
14/ピエール・ガスリー/アルファタウリ
15/アレクサンダー・アルボン/ウィリアムズ
16/ニコラス・ラティフィ/ウィリアムズ
17/角田裕毅/アルファタウリ
-/ランド・ノリス/マクラーレン
-/ケビン・マグヌッセン/ハース
-/ダニエル・リカルド/マクラーレン

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日程・番組表

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第1戦バーレーンGP 3月18日(金) ~19日(土)3月20日(日)
第2戦サウジアラビアGP 3月25日(金) ~26日(土)3月27日(日)
第3戦オーストラリアGP 4月8日(金) ~4月9日(土)4月10日(日)
第4戦エミリア・ロマーニャGP 4月22日(金) ~ 23日(土)4月24日(日)
第5戦マイアミGP 5月6日(木) ~7日(土)5月8日(日)
第6戦スペインGP 5月20日(金) ~21日(土)5月22日(日)
第7戦モナコGP 5月27日(金) ~ 28日(土)5月29日(日)
第8戦アゼルバイジャンGP 6月10日(金) ~11日(土)6月12日(日)
第9戦カナダGP 6月17日(金) ~ 18日(土)6月19日(日)
第10戦イギリスGP 7月1日(金) ~ 2日(土)7月3日(日)
第11戦オーストリアGP 7月8日(金) ~9日(土)7月10日(日)
第12戦フランスGP 7月22日(金) ~23日(土)7月24日(日)
第13戦ハンガリーGP 7月29日(金) ~ 30日(土)7月31日(日)
第14戦ベルギーGP 8月26日(金) ~ 27日(土)8月28日(日)
第15戦オランダGP 9月2日(金) ~3日(土)9月4日(日)
第16戦イタリアGP 9月9日(金) ~ 10日(土)9月11日(日)
第17戦シンガポールGP 9月30日(金) ~10月 1日(土)10月2日(日)
第18戦日本GP 10月7日(金) ~ 8日(土)10月9日(日)
第19戦アメリカGP 10月21日(金) ~ 22日(土)10月23日(日)
第20戦メキシコGP 10月28日(金) ~ 29日(土)10月30日(日)
第21戦サンパウロGP 11月11日(金) ~ 12日(土)11月13日(日)
第22戦アブダビGP 11月18日(金) ~ 19日(土)11月20日(日)