ジェッダ・レース2で岩佐歩夢が4位フィニッシュ！F2で唯一の4戦連続入賞、トップから2点差の総合3位に…レースはヴェスティが制す｜F2

現地時間19日、F2第2ラウンド、サウジアラビア・ジェッダのレース2（フィーチャーレース）が行われた。

岩佐歩夢は予選6番手だったが、他車のグリッドペナルティに伴い5番グリッドからのレース開始となる。前日のスプリントレースに続き、フィーチャーレースでも多くのポイントを手にしたいところ。

レースはブラックアウトとなり、大きな混乱なくターン1へと全車が飛び込んでいく。岩佐は6番手に順位を落としてオープニングラップを終えた。

2周目のターン1で接触したブラッド・ベナビデスがコースアウトし、ここでバーチャルセーフティーカー導入となり、3／28周目からレース再開となった。

オリバー・ベアマンがトップで逃げ、ビクター・マルタンス、ジャック・ドゥーハンらがそれを追いかける展開に。

7／28周目に入るタイミングで、一部のドライバーは早くもタイヤ交換をスタートさせ、アンダーカットを狙う。岩佐もこのタイミングで第2スティントに入った。

上位勢はそろって柔らかいコンパウンドを第1スティントに選んだこともあり、順位の大きな入れ替わりはなく、岩佐は実質タイヤ交換組の中では6番手で、タイヤを温存しながらジェハン・ダルバラを追う流れが続いた。

タイヤ交換を終えたグループの中ではマルタンスがトップ。2番手フレデリク・ヴェスティ、3番手ベアマン、4番手ドゥーハン、5番手ダルバラ、そして岩佐が6番手となる。

17／28周目にベアマンがスピン。これで岩佐は一つ順位を上げた。その直後、今度はマルタンスがスピンを喫し、そのままリタイア。これで岩佐はさらにもう一つポジションを上げる。そしてレースはバーチャルセーフティーカーとなった。

レース再開後、22／28周目あたりから硬めのコンパウンドを第1スティントに選んだドライバーがタイヤ交換に入る。未交換組の中ではトップだったアーサー・ルクレールはピットミスもあり、大きくタイムロス。

先頭ヴェスティ、2番手以下ドゥーハン、ダルバラ、岩佐、デニス・ハウガーの流れとなるも、各マシンの間隔があることから上位勢はほとんどバトルが起こらず。4番手岩佐は3番手ダルバラとの5秒差を詰めることができない。

岩佐は終盤、ハウガーに詰められるもP4を守りきり、4位でフィニッシュチェッカーを受けた。

レースを制したのはヴェスティで、今季F2初優勝。2位ドゥーハン、3位ダルバラまでが表彰台となった。

4位岩佐、5位ハウガー、6位リチャード・フェシュフォー、7位エンツォ・フィッティパルディ、8位ルクレール、9位イサク・アジャ、10位ベアマンまでが入賞となっている。

岩佐はこれでラウンド2までの4レースで4位、8位、優勝、4位とすべて入賞。F2に出走している22人で、唯一の全戦入賞。ポイント数を31まで伸ばし、総合1位ラルフ・ボシュン（33点）、2位プルシェール（32点）に続く総合3位となっている。

2023年F2・ラウンド2ジェッダ・フィーチャーレース結果

1／フレデリク・ヴェスティ
2／ジャック・ドゥーハン
3／ジェハン・ダルバラ
4／岩佐歩夢
5／デニス・ハウガー
6／リチャード・フェシュフォー
7／エンツォ・フィッティパルディ
8／アーサー・ルクレール
9／イサク・アジャ
10／オリバー・ベアマン
 

関連記事

DAZNについて

DAZNなら好きなスポーツをいつでも、どこでもライブ中継&見逃し配信！今すぐ下の記事をチェックしよう。

●  【番組表】直近の注目コンテンツは？
●  【お得】DAZNの料金・割引プランは？